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一人ひとりの可能性に寄り添う
Winスクール講師インタビュー|Shinobu先生【後半】

投稿日
2025.11.13
更新日
2025.11.13
一人ひとりの可能性に寄り添うWinスクール講師インタビュー|Shinobu先生【後半】

インタビュー前編では、Shinobu先生がデザイナーとしてのキャリアを歩みながら、講師という新しい道を進むことになった経緯や受講生一人ひとりに寄り添う指導へのこだわりを伺いました。

後編では、Shinobu先生ご自身の学び続ける姿勢やプライベートな一面についても伺いました。最後に未来の受講生への温かいメッセージも。ぜひ最後までご覧ください。

「教える」を続けながら、学び続けるデザイナーでありたい

Winスクールの「ここがすごい!」と感じる点を教えてください。

Winスクールの講師は、とにかく受講生さんの役に立ちたいと思っている方ばかりで、みなさんとても優しいです。
私自身もこれまで多くの人に助けられてきたので、人生でどんな人に出会えるかはとても大切だと感じています。

さらに、Winスクールは集団授業や動画視聴だけの学習スタイルとは違い、一人ひとりの進捗や理解度に合わせて講師が丁寧に教えてくれる個別指導です。そのおかげで、安心して自分のペースで学ぶことができますよ。

オンラインだからこそ実現できた効果的な指導のエピソードがあれば教えてください。

オンラインならではの良さは、受講生さんの集中力が上がることでしょうか。
受講場所が自宅ですので、みなさんリラックスして受講することができるのだと思います。

また、特に小さなお子さんがいる親御さんにはピッタリです。
赤ちゃんを抱っこしながら一緒に受講することもあります。
「子どもも一緒に大丈夫でしょうか…」と、申し訳なさそうに言われることもありますが、まったく問題ありません。
講師は複数名の受講生さんを同時に担当することはありますが、受講生さん同士がオンライン上で顔を合わせることは基本的にありませんから、あくまでも講師と受講生のマンツーマン。
ご自身のペースを守りながら進めることができますから、安心して受講していただきたいです。

対面授業と比較してオンラインのメリット・デメリットをどのように感じていますか?また、デメリットはどのようにカバーしていますか?

意外と対面授業との差は感じていませんね。

あえて挙げるならば、オンラインでの授業だと時間どおりきっちり始まって終わるので、前後のちょっとしたやりとりの機会が減ってしまうことでしょうか。
私がおしゃべりすることが好きなだけなので、受講生さんにとってはそれがちょうど良いと感じる方もいらっしゃると思います。ただ、授業中に意識的に雑談の時間を作ったり、「最近どうですか?」って声をかけたりして、コミュニケーションを大切にするようにしていますね。

これまでで印象に残っている受講生とのエピソードがあれば教えてください。

受講生さんの「転職」という人生の岐路に立ち会っているので、どの受講生さんとも、印象に残る思い出がたくさんあります。
あえて一つ選ぶなら、私が元気をもらったエピソードを話しますね。
その方は60代の女性の受講生さんで、初めてプログラミング言語にチャレンジされていたのですが、「わかるまで絶対に自力でやり遂げる」という強い意志を持っていらっしゃいました。
年齢を理由に諦めるのではなく、新しいことに挑戦する姿に、私自身も勇気をもらいましたね。

受講生から言われてうれしかった言葉はありますか?

「先生の説明はわかりやすい」「専門用語も親しみやすく教えてくれる」と言っていただけるのが一番嬉しかったですね。
私自身、勉強が苦手だからこそ、「どう伝えたらわかってもらえるか」を常に考えているからだと思っています。

インプットとアウトプットを繰り返し、常に自分をアップデート

お休みの日はどのように過ごされることが多いですか?

私は仕事とプライベートの境界線がかなり曖昧な生活をしているので、はっきりと分けているわけではないのですが、時間と元気があればだいたい田舎に行っていると思います。
山とか川とか、季節を感じることができる場所に行きますね。デザインするのに季節を感じて過ごすことは大事なんです。季節ごとに使うモチーフって変わるじゃないですか。春なら桜、秋なら紅葉、みたいな感じで。自然からもらえることはたくさんあります。美味しいものもたくさんあるし…(笑)

― 立山の雄山(3,003m)にて

美術館や展示会も、気になるものはなるべく行くようにしています。今は大阪に住んでいるので、展示会があちこちで開催されているから嬉しいですね。
そこで見てきたものを受講生さんにお話することもあります。展示会のチラシやロゴ、Webサイトを一緒に見て分析したり、作品について話し合ったりしています。

お出かけする時間がなければ、YouTubeやサブスクのサービスでアニメや映画、ゲーム実況などを見ています。
デザインの専門学校にも出講しているので、学生さんたちとの共通の話題にもなりますし、彼らがどういうものを作りたいのかの参考にもしています。

全てがデザインにつながるし、アイデアもひょんなところから出てきたりするので、「ここからここまでが仕事、ここからがプライベート」っていう線引きはしていません。

― 大阪に2024年に開業したミュージアム「VS.」での坂本龍一氏の企画展にて

スキルアップや情報収集のためにご自身で学習していることはありますか?

お休みの日の過ごし方でほとんどお話ししましたが、興味があるところに出かけたり、ネットサーフィンしたり、本を読んだり、セミナーに参加したりと、積極的に情報収集しています。
情報収集で気をつけているのは、国外の情報も含めて媒体が偏らないようにすることや、情報の提供元を確認すること。そして最後は、自分で実際にやってみる。インプットとアウトプットをしっかり行ってから、受講生さんにお伝えするようにしています。

それから、4年ほど前から「交流分析」という心理学理論を勉強しています。講師業を始めてしばらくした頃に、「もっとスムーズにコミュニケーションを取りたいな」と思って学び始めました。
交流分析は、人それぞれが持つコミュニケーションの癖や反応のパターンを理解し、より良い人間関係を築くための心理学です。
たとえば、同じ言葉をかけられても、人によって受け取り方が違いますよね。それはなぜか、どうすれば自分も相手も大切にしながら前向きに対応できるのか、ということを論理的に学ぶことができます。
昨年は、初級レベルを教えることのできるインストラクターの資格も取得しました。講師業に役立てているのはもちろんのこと、以前より格段に生きやすくなった感じがします。
一緒に学ぶ仲間もできて、充実していますね。

今一番興味があること、これから挑戦してみたいことはなんですか?

最近は、Figmaを使ったデザインシステムの構築に関心を持っています。
ただ、まだまだ自分の中では理解が浅いと感じていて、「もっと理論的に整理して落とし込みたい」と感じているところです。

以前、デザインシステムについて3回に分けて記事を書いたことがあるのですが、その過程で「自分にはまだ勉強すべきことがたくさんある」と痛感しました。
デザインシステムは単なる見た目の統一ではなく、デザインの思考プロセスやチームの共通理解を形にする仕組み。
だからこそ、感覚だけでなく理論として説明できるようになりたいんです。
今後は、Figmaを使って体系的に学びながら、受講生にも“再現性のあるデザイン”を伝えられるようになることを目指しています。
「なぜそれをデザインするのか」「どうしてこのルールが必要なのか」という背景まで共有できるような授業づくりをしていきたいですね。

“わからない”は “これからわかるようになるサイン”
未来へ踏み出す一歩を支えたい

どのような方にWinスクールをおすすめしたいですか?

Winスクールは、「数ヶ月後の自分を少しでも変えたい」と思っている方におすすめしたいです。
たとえば、転職のためにスキルを身につけたい方や、ずっと気になっていた分野に挑戦してみたい方。
そんな方が、自分のペースで、でも確実に前に進める環境がここにはあります。

どんな小さな一歩でも、積み重ねていくうちにちゃんと形になります。
講師はみんな、受講生さん一人ひとりの“変わっていく過程”を一緒に見守り、支えてくれます。
私自身も、受講生さんが「できた!」と笑顔になる瞬間が大好き。
その小さな変化の積み重ねが、きっと未来の大きな自信につながると思います。

学習に不安を感じている方や一歩踏み出せずにいる方へメッセージをお願いします!

「やってみたいけど、自分にできるかな…」
そう思う気持ち、すごくよくわかります。
私も、もともとは勉強も努力も得意ではありませんでした。

でも、“わからない”という気持ちは、決してマイナスではなくて、これからわかるようになるサイン”なんですよね。

最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、Winスクールには、その一歩を一緒に支えてくれる講師がたくさんいます。
私もそのひとりとして、受講生さん一人ひとりのペースに寄り添いながら、「できるようになった!」という瞬間を一緒に喜びたいと思っています。

だからどうか、不安なままでも大丈夫。
その気持ちごと、ここに持ってきてください。
きっと受講後には、少しずつでも前に進んでいる自分に出会えるはずです。

お仕事からプライベートまで、すべてがデザインと学びにつながっているShinobu先生。その尽きない探究心と、何よりも受講生に寄り添う温かい眼差しが印象的でした。
常に学びを楽しみ、相手の気持ちに寄り添う先生の姿から、新しい一歩を踏み出す勇気をもらえたように感じます。Shinobu先生、素敵なお話をありがとうございました!

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