こんにちは。Winスクールの山本です。
普段は主にWEB/DTP/映像コースの授業を担当しています!
先日、Adobe Premiere Proの2022年10月最新版(バージョン 23.0)がリリースされました。今回は特に目立った新機能はありませんでしたが、使い勝手の良くなった機能などがあります。
動画編集・映像制作には欠かせない、Premiere Proの最新アップデートの情報について、まとめてご紹介します!
新機能概要
今回は、普段授業や動画編集で実際にPremiere Proを使用している私が、ぜひ皆様に知っていただきたい機能をピックアップしてご紹介いたします。
バージョンアップ内容は以下の通りです。
- グラフィックの内側ストロークおよび外側ストローク
- 柔軟な整列コントロール
- タイムライン上の一括編集タイトル
- その他パフォーマンスの向上
※その他、新機能の詳細につきましては、AdobeのWebページもご参照ください。
グラフィックのインナーストローク
およびアウターストローク
今回のご紹介する新機能の1つ目は、境界線のオプション強化です。
テキストやグラフィックに境界線(縁取り)を付ける際に、中央、外側、内側のストロークを選択することができるようになりました。
いままでは中央のみでしたが、内側の場合、本来の境界線よりも内側に、外側の場合、文字の完全に外側に境界線が付きます。外側にすると文字の太さをキープされたまま外側に境界線(縁取り)が付くので見やすいです。
細かいディテールにこだわりたい方は、ぜひお試しください。
柔軟な整列コントロール
2つ目の新機能は、整列のオプション強化です。
整列のオプションに「ビデオフレームに合わせる」が追加されました。プログラムモニターでタイトルをデザインする際に、ワンクリックでテキストとオブジェクトをビデオフレーム基準に整列させることができます。
複数のレイヤーをセンタリングするときに便利な機能です。
タイムライン上の一括編集タイトル
3つ目の新機能は、タイムライン上の一括編集タイトルです。
タイムライン上でタイトルを複数選択したうえで、フォントやサイズ、色などのアピアランスを、一括で編集することができるようになりました。
これまでは、同じスタイルにしたい場合は、「マスタースタイル」機能に取り込んだものを適用したり、「属性コピー」を使用したりしていましたが、今度からは一度に複数選択して変更することも可能となり、より簡単、便利になりました。
おわりに
今回のPremiere Proのアップデートでは、いつもの機能をより使いやすく、といったような印象でした。
また、インターフェイスに大きな変更点はないので、アップデートによってこれまでと使い方が変わって戸惑ってしまうようなことはありませんので、ご安心ください。
Winスクールでは、今回ご紹介したPremiere Proのカット編集・合成・テロップ・アニメーション効果など映像編集・デザインに必須の機能を網羅した講座をご用意しております。
もし「何を学べばいいかわからない」という方は、お近くのWinスクールで「無料カウンセリング・受講相談」にご参加いただくか、「電話・オンライン説明会」でお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが最適な講座やコースをご提案いたします。