小松鋼機株式会社
人材育成の背景
小松鋼機株式会社では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるための「生成AIパイロットプロジェクト」に注力しています。これまでの研修では、社員全体のITリテラシー向上を目的としてきましたが、今回は一歩進み、「生成AI」を活用するためのスキル習得に重点を置きました。
今回の研修は、DXを推進するための基礎知識を学びながら、生成AIを「ツール」として活用する方法を探ることを目的に検討を進めました。選抜された社員が先行して技術を学ぶことで、社内における生成AIの普及と活用方針の策定を目指しています。
研修の詳細
研修科目 | DXリテラシー標準・生成AI |
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日数(時間) | 2日間(計10時間) |
規模(人数) | 8名 |
実施形態 | オンライン研修 |
対象者のレベル感 | ITリテラシー研修を受講 |
研修の効果と展望
生成AIを導入したDX推進プロジェクトでは、以下の具体的な成果を目的として定めていました。
- 顧客満足度の向上: 販売プロセスの各段階で生成AIを活用し、個別対応の質を高める。
- 業務効率化とコスト削減: 繰り返し業務の自動化による時間削減。
- 売上の向上: 効率化と質向上の相乗効果による業績アップ。
さらに、選抜メンバーが生成AI活用の先駆者となり、各部門に適した運用方針を策定することを期待し、研修で習得した知識を業務で活かしていくことを期待しています。
受講者の声
今回の研修を通じて、DX推進に必要な考え方や生成AIの活用スキルを学ぶことができました。特に生成AIの可能性を非常に実感し、業務効率化や新しい働き方をイメージすることができました。本研修で学んだことを自身の業務で活かしていくことはもちろんのこと、社内におけるDX・生成AIの活用促進につなげていきたいと思います。
今回の研修でDXについて体系的に学んだことで、ツールとしての生成AIの活用方針を検討する基盤が整いました。以前から生成AIに触れてはいましたが、研修を通じてその活用幅が広がり、業務での応用ができるようになったと思います。生成AIパイロットプロジェクトメンバーとして生成AIを活用したDX推進に積極的に貢献していきたいと思います。
企業概要
小松鋼機株式会社
小松鋼機株式会社は、1963年に設立された石川県小松市に本社を置く鉄鋼・機械工具の商社です。鋼材の調達や加工、FAシステムの提供を通じて、日本の製造業に大きく貢献しています。
高度な技術と設備を活用し、幅広い製品・サービスを提供するとともに、顧客ニーズに応じたソリューションを提案。また、DX推進や働き方改革、健康経営などの取り組みにも積極的に参加していて、地域社会とともに成長することを目指しています。
小松鋼機公式HP:https://komatsukouki.co.jp/
研修カリキュラム
カリキュラム | 詳細 |
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ビジネスとDX | アジェンダ ビジネス環境の変化 DXの定義と概要 DXの3段階 デジタルスキル標準とDXリテラシー標準 まとめ 章末テスト |
DXリテラシー標準:マインド・スタンス | アジェンダ 変化への適応 コラボレーション 顧客・ユーザーへの共感 事実に基づく判断 生成AI利用において求められるマインド・スタンス まとめ 章末テスト |
DXリテラシー標準: Why | アジェンダ 社会の変化 顧客価値の変化 競争環境の変化 まとめ 章末テスト |
DXリテラシー標準: What | アジェンダ 社会におけるデータ データを読む・説明する データを扱う データによって判断する AI クラウド ハードウェア・ソフトウェア ネットワーク まとめ 章末テスト |
DXリテラシー標準: How | アジェンダ データ・デジタル技術の活用事例 デジタルツールの利用法 セキュリティ モラル コンプライアンス まとめ 章末テスト |
AIの進化と生成AI | アジェンダ AIの概要と歴史 AIの構成要素 生成AIの登場 まとめ 章末テスト |
ビジネスで生成AIを活用するためのポイント | アジェンダ DXと生成AI 生成AI利用の基礎: プロンプト 生成AIとセキュリティ まとめ 章末テスト |
生成AIの技術 | アジェンダ 大規模言語モデル (LLM) 生成AIサービス 画像・映像・音楽の生成 まとめ 章末テスト |
無償サービスの利用 | ChatGPTの利用 Copilot in Windowsの利用 |
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