
「情報系の学科を出たのに、長い間ITの仕事に関わる機会に恵まれなかったんです」そう語るのは、40歳を目前にWinスクールへの入学を決め、現在は製造業の社内ネットワーク、セキュリティ、サーバーの運用・監視・管理担当に従事する村田さん。
本記事では、
・スキルはあるのにそれを活かせない…
・年齢の壁によって評価されない…
という状況から一歩を踏み出し、転職を成功させた村田さんのリアルストーリーをお届けします。 転職をはじめ自分らしさを活かした働き方を希望している方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
スキルがあるのに機会に恵まれなかった10年間
Winスクールへの入学と転職の経緯
ーーWinスクールに入学するまでの経緯を教えてください。
村田さん:前職では情報系の学科を卒業し、それに関連する仕事を希望して入社したにもかかわらず、実際にはアウトソーシングという名目のもと約10年、本来希望していた業務にはあまり関われませんでした。
会社としても情報分野の研修などにはあまり力を入れていなかったこともあり、「このままでいいのか」と本気で悩むようになっていったんです。
実はその頃、自己学習という名目で出社していたものの、手持ち無沙汰な日が続いていました。そうした中で、「専門学校のようなところじゃなくても、プログラミングとかを学べる場所ってあるのかな?」と思っていろいろ探していたとき、Winスクールを見つけたんです。
2024年の11月に退職して、ちょうど同じ頃に講座の受講を始めました。また2025年の2月頃から本格的に勉強をスタートし、転職活動を進める中で今の会社と出会いました。
今の会社からは、私が過去に製造業で最終検品の仕事をしていた経験も評価してくださって、「ちょっと受けてみない?」と声をかけていただいたんです。少しでも業界を知っていることがプラスに働いたんだと思いますね。その流れで、社内ネットワークの管理やパソコンの社内サポートを担当させてもらっています。
まだ入社して1カ月くらいですが(インタビュー当時)、少しずつ慣れてきたかなとは思いますが、「本当に大変なのはこれからだ」と感じているところです。
感謝の気持ちでいっぱいです!
ーー実際にエンジニアとして働くことに不安はなかったですか?
村田さん:Winスクールで学んだ内容はすごく役立っています。たとえば社内でファイルサーバーを一部使っているんですが、その操作はLinuxの基本コマンドを使って内部調査をしています。過去に運用監視の仕事で少しだけLinuxに触れてはいたんですが、改めて体系的に学ぶ機会をもらえたことに今すごく感謝しています。
実はこのスクールに入学した時点で、ちょうど40歳を迎えたばかりでした。世間的に「もう転職は難しい」と言われる年齢でもあるので、正直、相手にしてくれる企業は少なかったです。しかも情報系は求められるレベルが非常に高く、なかなか自分の知見を活かせる場も限られていました。
だからこそ、少し違う分野にも目を向けようと思っていたタイミングで今の会社と出会えたのは、本当にありがたかったですね。学んできたことを少しずつ使える環境にも恵まれて、今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
講座を通じて理解が深まった実感
実際にWinスクールの講座を受けてみて、難易度や雰囲気はどうだったのでしょうか。当時の様子を伺いました。
ーー講座を受講してみての感想をお願いします。
村田さん:私、すでにITパスポートを持っていて基本情報を学習中というレベルからスタートしたんですけど、それでもネットワークを初めて実際に触って、「あ、こんなことがあるんだ」と思うことが多かったですね。
先生の話を聞いて「ここで習ったのが、ここでつながるんだ」というのがよくあって、より理解が深まりました。授業の中でわからないことがあって手が止まったときも、質問すると本当に丁寧に答えてくれる先生ばかりで、とても感謝しています。
ただ、自分の場合は約10年も希望する業務を担当していなかったので「何もできない」と思っていた時期がありましたが、多少なりとも情報関係の知識があった状態で入ったので比較的スムーズにいったのだと思います。
完全に未経験の方だと不安はあると思いますが、わかりやすく教えてくれる先生方ばかりなので、おすすめはしたいと思っています。
学習時間については、会社で時間を見つけては勉強していましたし、自宅でも教材を見ていました。教材の中には、「あ、ここはそういえばそうだったな」という気づきがちゃんと得られるので、復習にも役立ちました。
40歳を過ぎて決意の再出発
村田さんは年齢を気にしていたこともあり「まさか本当に学んだことを活かせる機会があるとは思っていませんでした」とおっしゃいます。40歳を過ぎての再出発について語っていただきました。
ーー学んだことを仕事にしっかり活かせているようですが、40代での再出発は覚悟も必要だったと思います。その辺りを踏まえて受講前の自分に声をかけるとしたら、どんな言葉をかけますか?
村田さん:そもそも前職を辞めたいなと思った理由は、いろいろありますが「自分には向いてないな」と思ったのが大きいですね。とりわけ機械設計の分野は、CADの操作ができないわけではないのですが、その知見はほとんどありませんでした。
前職の会社の事業(アウトソーシング)は、人を戦力として売ってそれをお金に換えていくものでしたから、会社にも私にもためにならないなと感じて転職を決意した次第です。
それで「学ぶ機会ってあるのかな?」と調べていました。Winスクールに決めた理由は(転職支援コースの)年齢制限がなかったことです。
問い合わせのときもカウンセリングでも自分を受け入れてくれたのが嬉しかったですね。
今振り返ると、歯車がピッタリかみ合ったかのように、いろいろな出会いが重なってここまで来たなと感じています。
ただ、前職の同僚でほぼ同世代の方から言われた言葉があって、「決断しなければ何も変わらない」というのが自分の心を突き動かしたきっかけでもあります。最初はあまり響かなかったのですが、今ならその言葉の意味がよくわかる気がします。
なので、当時の自分にはもちろん、これから学ばれる皆さんに伝えたいのは、年齢は関係ないということです。やっぱり「自分がどう決断したか」が一番重要だと思います。少しでも「学びたい」と思ったその気持ちこそが大事だと私は言いたいですね。
それともう一つ、Winスクールの卒業生インタビュー記事を見ていたのですが、その方と年齢が近くすごく共感しました。その記事を見たときは就活が上手くいかず苦しんでいたので、「まだ道はある、もうちょっとやれる限り頑張ろう」と大きな励みになりました。
やっぱり同世代の方の言葉は親近感が持てますね。
挑戦を続ける気持ちと次のステップへ
同世代の方の言葉から勇気を持ち学び直しと転職を成功させた村田さんですが、将来はどのようなロードマップを描いているのでしょうか。今後の展望をお聞きしました。
ーー今後さらにスキルアップしてチャレンジしたいことはありますか?
村田さん: 当面は、今やっているLinuxのスキルアップですね。簡単ではないとは思いますけど、CCNAとLPICなどの資格に挑戦してみる価値は十分あると感じています。
これはカウンセリングを受けたとき、LinuxやUNIXのコード操作の経験が多少あるということを伝えていたので、「いきなりJavaScriptやPythonに進むより、多少知っている方を伸ばしたほうがいいんじゃないか」とアドバイスをもらいました。私も、元々興味があった分野でしたし、「シナジーがあるな」と思って検討していた分野でした。
それと、会社の方針でどうなるかはまだ分かりませんが、もしかするとDX化という流れもあるかもしれません。マクロなどExcelの応用についてはあまり使ったことがないので、機会があればチャレンジしてみたいと思っています。
おわりに
最後に、Winスクールでのスキル習得を検討されている方に向けて、村田さんからメッセージをいただきました。
村田さん: 私自身、今の気持ちは「学ぶ」という機会をもらえたことが一番大きかったと思っています。前職の会社では、学習環境も整っていなくて、在籍し続けていても何も進歩がない強く感じていました。
Winスクールの講座だけでなく、学び直しを考えている方に伝えたいのは「自分で決めて行動する」ことの大切さです。「問題なのは知らないことではなく挑戦しない・させてもらえないまま黙っていること」とも感じています。誰かに言われてやるのではなく、自分で「やる」と決めないと何も変わらない。少しでも「勉強したい」と思った気持ちがあるなら、まずはやってみてください。
それともし機会があれば、私が見た記事の卒業生に「あなたの記事を読んで、私は頑張る気持ちになれました」って伝えたいですね。本当にありがたかったです。
村田さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。本記事でご紹介した村田さんの言葉は、村田さんと同じようにこれから新たな一歩を踏み出す誰かの背中を押してくれることでしょう。転職やリスキリングを考えている方はぜひWinスクールの講座をご検討ください。

