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「AutoCAD マスター」コース
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初心者からCADオペレーターを目指す人におすすめの講座「AutoCAD マスター」コースをレポート

自動車や通信機器などの工業製品から、建物やインテリアの設計、土木図面、さらにはアパレル(洋服の型紙)まで様々な業界で活用されている設計支援ツール「CAD(Computer-Aided Design)」の技術。汎用性が高く、一度身につければ様々な業界で活躍できるとあって、パソコン教室Winスクールでも、業界関係者や初心者まで幅広い層の方がCADのスキルを学ばれています。

なかでも人気のコースは機械、建築、土木、インテリアなど幅広い分野で利用されている設計の基本ソフト「AutoCAD」を基礎から実践まで学び、機械設計と製図の知識を習得しながら、企業が最も信頼する資格「CAD利用技術者試験1級」の取得を目指す「AutoCAD マスター」コースです。

今回はCAD未経験者&初心者から、CADオペレーターとして活躍されたい方におすすめの「AutoCAD マスター」コースの内容について、体験レポート形式でご紹介します。

「AutoCAD マスター」コースとは?

「AutoCAD マスター」コースとは?

パソコン教室Winスクールの「AutoCAD マスター」コースは、90分×46回+60分(70時間)で実施されます。前半は、「AutoCAD」講座と「機械設計と製図」講座で、製図のルールを理解しながらソフトウェア操作を習得し、後半で実践講座と「CAD利用技術者試験1級」の取得を目指した試験対策の授業を行います。
パソコン教室Winスクールならではの細やかな個人レッスン&充実した学習環境のもと、CAD未経験者でも修了後には技術が身につき、さらに各業界で信頼されている資格取得まで目指せるとあって、非常にやりがいのあるおすすめのコースです。

「AutoCAD」講座と「機械設計と製図」講座を実際に体験!

「AutoCAD」講座と「機械設計と製図」講座を実際に体験!

幅広い業界で利用され、全世界で高いシェアを誇るCADソフト「AutoCAD」を、基礎からじっくり学ぶ「AutoCAD」講座を実際に体験してみました。講座は“CADはどんなことができるのか”という基本的な情報を丁寧に解説するところからスタート。CADに対する知識がゼロの方や、初心者の方でも安心です。
実際にAutoCADを起動したあとも、画面の見方、製図前に準備すること(領域や画層)、3種類の操作方法(リボンからコマンドを選択して描く方法、コマンドラインから命令して描く方法、ショートカットを使って描く方法)をひとつひとつ丁寧に指導してくれるので、線1本を書き始めるころには、AutoCADの基本構造を理解することができました。

こちらの画像は「AutoCAD」講座の実習の様子です。画面左に表示されたオンラインテキストの指示に従いながら、リボンのコマンドを使って直線を描いています。各コマンドを初めて実践する際には、すぐそばに常駐している実務・指導経験豊富な講師が操作の見本を見せてくれるため、一つ一つのコマンドに対して、正しく理解した状態でトライすることができます。

「AutoCAD」講座のカリキュラムを進めるだけでAutoCADの操作スキルを身に着けることが可能ですが、実際にCADを使ってトレースやモデリングを行うには“機械設計の基礎知識”や、“図面を読む力”も合わせて習得する必要があります。
「AutoCAD」講座と並行して学習する「機械設計と製図」講座では、講師による指導や、学習動画などを確認しながら機械製図の作図や編集に必要な知識を習得していきます。ただ単にAutoCADを使いこなすのではなく、機械設計と製図の知識を深めることで、さらにCADの理解力が高まることが実感できました。

「AutoCAD」講座の総合演習(最終課題)としてこちらの画像にあるような機械図面の作成を行います。これまで学習した「AutoCAD」の機能を振り返りながら図面を描いていくので、作図スキルを定着させるのにぴったりな実習です。
じっくりと時間をかけて学んできたAutoCADの知識を1コマ(2時間半)かけて作り上げていく作業は、やりがいがあり、完成した時には充実した達成感を感じることができました。

「AutoCAD」講座で学習する講座内容

製図基礎、初期設定、基本操作、作図コマンド、編集コマンド、画層・線属性、文字・寸法、ペーパー空間、総合演習:機械図面作成

「機械設計と製図」講座で学習する講座内容

JISに基づく製図の知識、機械製図の方法、寸法記入、概念設計、基本設計、詳細設計、機械の仕組み、動力部・作用部・制御部・構造部、素材、部品の構成等

「CAD利用技術者試験対策」講座を実際に体験!

「CAD利用技術者対策」講座を実際に体験!

「AutoCAD」講座と「機械設計と製図」講座の総合演習を終えたら、AutoCADの基本はマスターできます。その高い技術を証明するための資格「CAD利用技術者試験1級」を取得するために用意された講座が「CAD利用技術者試験対策」講座です。
1級を取得するためには必然的に2級に合格する必要があるので、この講座では1級・2級合格に向けた試験対策を行っていきます。

こちらの画像は「CAD利用技術者試験1級」の実技試験学習のポイントを解説している様子です。1級の試験は80分間で行われ、4つの大問のうち、3つがAutoCADを使った作図の問題になっています。素早い判断と効率の良い操作が求められる“時間との戦い”となりますので、試験対策のために用意された資料に目を通し、予習と復習を繰り返しながらしっかりと試験に備える必要があります。

試験は年2回しか行われていないため、絶対合格を目指す方には本番で余計なプレッシャーを感じてしまうかもしれません。しかし、パソコン教室WinスクールはCAD利用技術者試験の認定試験会場になっています(一部の教室に限ります)。そのため受講生の中には普段と同じ環境で試験に挑戦できるというメリットもあります。
リラックスして試験に臨み、試験に一発合格して、CADマスターへの仲間入りを果たしましょう!

「CAD利用技術者試験」の内容

《2級》筆記試験:60分 《試験日》2級:随時試験(団体受験)
《1級》筆記試験+実技試験:80分 《試験日》1級:6月・11月
※1級は2級取得者のみ取得可 ※2級・1級の併願受験も可能

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