【2023年版】3分でわかる！
人材開発支援助成金制度
～助成額の計算方法について ～

Winスクールでは、ほぼすべての講座が「人材開発支援助成金制度」の対象となっており、年間600社以上の企業が制度を利用しています。

今回は、人材開発支援助成金制度の助成額の計算方法についてご案内します。助成額は企業規模、訓練コースによって異なります。ここでは代表例として中小企業の場合の計算式をご案内します。

※なお、これ以降は人材開発支援助成金のことを、「助成金」と記載します。

ではさっそく、助成額の計算方法について見ていきましょう。

① 中小企業事業主の範囲について

まず、企業規模は資本金と従業員数によって分類されます。以下の表を参考に確認してください。

※表のA・Bどちらか一方に該当していれば、「中小企業」と分類されます。厚生労働省のホームページでさらに詳しく確認することもできます。

② 助成金早見表

1）助成額（一人当たり）

助成金は支給される助成額には「経費助成」と「賃金助成」があります。
助成額の割合と経費助成の上限額については以下の表で確認できます。

1）経費助成の上限額

経費助成には上限額が設定されています。
この上限額につきましても、訓練時間数によって異なります。
詳細は下記表をご参照ください。

③ 助成額の計算方法について

計算方法は以下の4ステップです。

赤字で記載した部分が注意点となります。経費助成の割合や上限額、賃金助成の1時間当たりの助成額は前述の「助成額早見表」にて確認します。

では、実際に計算してみましょう。

④ 助成額の計算例

ここでは「中小企業」の「正社員への研修」の場合の計算を紹介します。

厚生労働省「人材開発支援助成金」について

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