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デザインにセオリーがあることを知って
レベルアップができました!
第2回Winスクールデザインコンペ
グランプリ受賞者インタビュー

デザインにセオリーがあることを知ってレベルアップができました!第2回Winスクールデザインコンペグランプリ受賞者インタビュー

第2回 Winスクールデザインコンペ「チラシの部」において、みごとグランプリを受賞したWinスクール梅田校の上西さん。

審査員の寸評
全体としてとてもまとまりのある、しっかりとした作品だと思います。 配色やレイアウト、余白や整列、文字組みといったデザインの基本をきっちり抑えてとても見やすい内容になっており、 また、集客を目的としたチラシと考えても内容が練られていて必要な情報がまとまっています。 惜しい点として、表面のメイン写真とOPENのタイトル文字が同系色であるため、タイトルが浮き出てこないことと、表面「3つのポイント」部分の背景色が重く、せっかくのメイン写真に目が行きにくいところでしょうか。 裏面は「DRINK MENU」と「FOOD MENU」の見出しポイントがもう少し大きいと、見出し感が出てより良いと思います。

レイアウトだけでなく、集客を見越してデザインをされた上西さんに、スクールでの受講やコンペの制作についてのお話を伺いました。

第2回Winスクールデザインコンペ

第2回「Winスクールデザインコンペ」開催!

Winスクール受講生、卒業生の皆さん!お待たせしました。第2回「Winスクールデザインコンペ」の開催が決定いたしました。応募部門や賞を増やしさらにパワーアップして…

自分がつくりたいカフェを想像して
シナリオ作りからスタートしました

ーコンペ作品についてお伺いします。制作に取り掛かる際、まず何からスタートしましたか?

まずはシナリオを作るところから始めました。どういったターゲットに向けてどんな販促物を用意するかということですね。もし自分がカフェを開くなら、どんなカフェにしたいのかを想像して作りました。集客しないと意味がないのでチラシの裏には割引きクーポンも付けました。

ーご自身でカフェを開くならブックカフェなのですね?

本が好きなので、僕が読んだ本を置きたいなと思いました。今働いている会社ではオーガニック商品を取り扱っているので、コーヒーもオーガニックを使用することにしました。オーガニックとなると、少し値段も上がります。チェーン店ではない、落ち着いた雰囲気も出したかったので、配色は茶色と緑を選びました。自分が作ってみたいカフェを想像しながら作ったので、はっきりと作りたいもののゴールが見えて、最後まで楽しく作ることができましたね。

グランプリ
チラシの部でグランプリを受賞した上西さんの作品

感覚的なデザインからセオリーを意識したデザインへ

デザインコンペ受賞者インタビュー

ースクールに通ってIllustratorやPhotoshopを学ぼうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

普段は広報の仕事をしています。主にマーケテイングの部分や、デザインの構成などを考え、デザイナーに外注するという流れです。コロナ禍で、休日に遊びにも行けない状態になった時に、何かスキルアップをしたいと考えるようになりました。せっかくの機会なのでIllustratorやPhotoshopの基礎をしっかり身に着けたいと思い、習いに行くことを決めました。今まで外注をしていた部分を社内でできるようになればいいなという思いもありましたね。Winスクールは他校舎も併用して通うことができるので、通いやすそうだなと思い入学を決めました。

ースクールに通い始めて、なにか変化はありましたか?

習って良かったなと思ったことが、めちゃめちゃありましたね。僕は普段の業務でIllustratorを触る機会があるのですが、この仕事を始めてから我流で触っていたんです。だから簡単な操作でも知らないことがあって、そういったちょっとしたツールの使い方なんかを知ることで各段に効率が上がりました。

ースクールでしっかり基礎を習ったことが、仕事の効率アップにつながったのですね。

そうなんです。スクールに通う前までは、自分の感覚で、細部などにはあまりこだわらずに作っていたのですが、デザインにセオリーがあるということをここで学びました。行送りや文字の間隔など、気にしたことがなかったのですが、こういった部分にもセオリーがあるんだと気づきが起こり、参考書を買ってさらに勉強をしました。

ーその気づきが起こってから、作る物のクオリティがグッと良くなったのではないですか?

あ、良くなったと思います。授業中はたくさん疑問が湧いてきていて、その都度先生にきいていました。そこで、デザインのセオリーについて教えてもらったんです。すぐに先生に質問できたことがとても良かったですね。

デザインは集客が目的なので、それにはシナリオを組まなければいけません。ターゲットは誰なのか、どこで配る物なのかなど、そういったマーケテイングにあたる部分を考え、構成を組み立てて、それ以降のプロセスは、今までは外注のデザイナーに作ってもらっていました。

ただ、スクールに通っているうちに「あれっ、もしかしたらこれ自分で作れるんじゃないか?」と、思えてきて。徐々にやってみたら、だんだんしっかりとしたものが作れるようになってきたんです。

学ぶことで興味がどんどん広がっています

上西さん

ースクールでの学びを実践的にアウトプットされたのですね!

はい。それからスクールに通って変わったことが、まだあります。
会社では使用頻度が少ないということもあり、Photoshopに似たソフトを使っていたのですが、スクールで学んだことで「できる」と自信がついたので、会社でPhotoshopを契約してもらうことができました。

ースクールでの学びが、良いサイクルにつながったようで嬉しいです!

受講を終えた今、自分で幅広く販促物などを作れるようになりました。
前までは「これでいいのかな?合っているのかな?」と、思いながら作っていたのですが、しっかり意識して作れるようになったと思います。トンボなんかも、「みんながトンボ付けてるからとりあえずつけておこう」と深く考えずに作っていたものも、印刷する際に重要なものなのだということを知ることができました。また、その学びから興味が出てきて、お付き合いのある印刷会社に見学にも行きました。気にしたことがなかった色のことや、裁ち落としのことなどどうしているのかなど、実際に見ることができて納得しました。

ーすばらしい行動力ですね。卒業後も、どんどんスキルアップされているのですね!

いろいろ興味が出てきちゃって。Photoshopを学習したことで、今度は写真に興味が出てきたんです。三脚も買っちゃいました。今は構図の勉強をしています。それから動画編集も。パソコンスクールは決して安くない授業料なので、中途半端なところで「やーめた」と、気軽にできないということが、自分にとっては良かったと思っています。おかげで継続して、最後まで受講することができました。

ーお話を伺って、上西さんの学ぶ姿勢に感服いたしました。まさにWinスクールが掲げるスローガンの「もっと学びたくなる学び」を体現されている方でした。こうした興味の連鎖が、学びとなり、自分のスキルとなっていくのですね。ありがとうございました!

上西さん

Winスクール梅田校 担当講師より

この度は栄えあるご受賞、誠におめでとうございます。上西さんの真摯にスクールに通われていた姿を思い出し、継続する習慣の大切さを改めて感じました。これからもより一層ご活躍されることをお祈りしております。

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