1. TOP
  2. お役立ち情報
  3. PowerPointでつくる「ダサくない」オリジナルふきだし

PowerPointでつくる
「ダサくない」オリジナルふきだし

PowerPointでつくる「ダサくない」オリジナルふきだし
takaoka

こんにちは!WinスクールのTakaokaです。
普段はサービスマーケティング部の一員として、たくさんの方にWinスクールの魅力をお伝えすべく活動しています。

PowerPointの図形に標準搭載されている「ふきだし」ってちょっと使いづらい…と思ったことありませんか?今回はパワポで簡単に作れるオリジナルふきだしの作り方をご紹介します。

パワポのふきだしなんかダサい問題、解決しましょう!

こんな「ふきだし」を作ってみよう

まずはこちらがPowerPointの図形ツールで作ったふきだしです。

図形ツールのふきだし

しっぽが大きいのがちょっと不格好ですね…。せめて根本の幅をもう少し調整できればいいものの、基本的にはしっぽ部分は向きや長さを変えることくらいしかできません。

というわけで、いっそオリジナルで作ってしまいましょう!今回作るふきだしはこちら。

オリジナルふきだし

ふんわりまるいシルエットと小さめのしっぽ、あとは塗りと線を少しずらずテクニックもご紹介します。使う機能は「頂点の編集」「図形の結合」です。頻繁に使う機能ではありませんが、デザインソフト顔負けの編集ができるので覚えておいて損はありません。

ではさっそく作ってみましょう!

オリジナルふきだしの作り方

①図形ツールで楕円を描く

まずは[挿入]タブから「図形」をクリックします。一覧の中から「楕円」を選択して適当な大きさの楕円を描きます。ここはなんとなくの形と大きさでOKです。

①図形ツールで楕円を描く

もし、まん丸にしたいときは[Shift]キーを押しながらドラッグすると正円が描けます。

②頂点を編集する

描画した楕円を選択した状態で、[書式]タブから「図形の編集」「頂点の編集」をクリックします。すると、「■」で楕円の頂点が表示されます。「■」をクリックすると線とその先に白い四角「□」が表示されるのでドラッグして形を調整します。

②頂点を編集する

独特の動きをするので慣れないうちは使いづらいかもしれません。今回は少しだけ上下に「□」を引っ張ることでふんわりと丸みのある楕円を作りました。

③しっぽの部分を作る

続いてしっぽを作ります。「図形」から「直角三角形」を選択し、こちらも適当な大きさで描画します。そのままでもいいですが、今回は楕円と同じように「頂点の編集」で少しカーブを付けてみました。

③しっぽの部分を作る

いびつな形になりましたが、使うのは先っぽだけなので問題ありません。どんどんいきましょう!

④本体としっぽを合体

先ほど作ったしっぽを、本体の好きな位置に重ねて配置します。2つの図形を選択した状態で[書式]タブから「図形の結合」「接合」をクリックします。

④本体としっぽを合体

これで完成!…でもいいですが、今回は塗りと線を少しずらしたふきだしを作りたいのでもう少し続きます。

⑤複製する

接合したふきだしを複製して2つ用意します。

⑤複製する

複製の方法は[Ctrl]+C[Ctrl]+Vでコピペでも、[Ctrl]+Dで複製でもOKです。

⑥塗りと線をそれぞれ設定

まず1つ選択して「図形の塗りつぶし」で好きな色を設定します。「図形の枠線」「線なし」にしておきましょう。もう1つは塗りをなし、線を好きな色と太さに設定しておきます。

「線の結合点」「丸」にしておくとしっぽの角が少し丸くなります。

⑥塗りと線をそれぞれ設定

※図形を選択した状態で右クリックすると「図形の書式設定」が選択できます。

⑦少しずらして重ねて完成!

塗りだけのふきだしと線だけのふきだしを少しずらした状態で重ねます。このとき、線だけのふきだしは「前面」に配置しましょう。

⑦少しずらして重ねて完成!

位置が決まったらグループ化([Ctrl]+G)しておきます。完成です!

画像として保存する方法

作ったふきだしを画像として保存しておけば別のファイルに貼りつけたり、「素材」として残しておくことができます。

グループ化した図形を選択した状態で右クリックし、「図として保存」を選択。保存先を選択して保存します。

画像として保存する方法

PNG形式で保存すれば塗りがない部分は透明になります。

まとめ

まとめ

今回は「頂点の編集」「図形の結合」を使って作るオリジナルふきだしの作り方をご紹介しました。
PowerPointは標準でさまざまな図形が用意されていますが、この機能を使えばオリジナルの図形を作ることができるので資料作成にも役立ててみてください。

関連記事