最近部署異動になって、今までとは全く違う業務をする事になり、 急に様々なスキルを求められているという方も多いのではないでしょうか。
例えば企画や広報の仕事をする事になったとしたら、 社外に向けたコンテンツ企画を考えて社内に提案する 企画するにも、自分のアイデアを理解してもらうための企画書が必要になり、 提案するにも周りから納得を得られるような提案資料が必要になります。
あくまで我流なので正しいのかが分からず何となく作っている方も多いはず。 せっかく良いアイデアがあっても、その資料の見た目で損をしてしまう事もあるのです。
では、伝わる資料とはどういったものなのでしょう。
こんにちは!Winスクールのスクールカウンセラー 石川です。
関東にあるスクールを周って、色んな方のカウンセリングをさせていただいています。
最近とても暑くなってきてマスク生活が辛くなってきましたね。
今回の記事のテーマは「資料の見た目」です!
ぜひ、最後までご覧ください*
伝わらない原因
人は9割ビジュアルで判断してる?
企画書や提案資料を作るために、技術を習得する事も大事ですが、もっと大切な事があります。
それは「デザインのセオリー」です。
例えばこういう事ってありませんか?
自分の作った提案資料を上司に見せて説明したけれど、いまいち理解されなかったのに 他の社員が提案した時は自分と同じ内容を提案しているはずが、 なぜか話が進んでいる。
人のほとんど何かをは無意識に想像して無意識のまま行動に移しています。
例えば、毎朝歯磨きをする時に、歯磨きの方法をいちいち考えながら磨いていますか?
それは既に皆さんの潜在的な部分に、歯磨きの流れがイメージできているから何も考えなくても磨く事ができるのです。 そのくらい人は無意識的に行動しています。
いくら素晴らしい案を考え出して完璧な説明ができたとしても、相手から見てイメージできるものでないと人の気持ちを動かす事はできません。
今回はほんの少しルールを知るだけで、グッと見た目の印象が変わり相手に理解されやすくなる資料作成のテクニックをお伝えしますので安心してくださいね*
Before・Afterで知ろう
これをやって変わるならやったもん勝ち
これは、マーケティングのSTP分析を説明する資料(Before)
内容は分かりますが、文字だけが並んでいるだけにも見えますね。
では、こちらがルールを意識して作り変えたもの(After)
アイコンやイラストをいれてみると視覚的に伝わりやすいですね。
こちらはコンテンツを作成するまでの作業フロー(Before)
資料を作る前段階の考えている事を書き出すのであればこれでも良いのですが、人に見せるとなると少し工夫が必要です。
こちらが作業フロー(After)
いかがでしょう?
作業の段取りが目に見てすぐ分かりますね。
この4つできればOK明日からあなたの資料は見違えるほど良くなる
①まずは伝えたい情報を簡単に書き出してみましょう。
②グループ分けをしてみましょう。
関連する情報をグループに分けてみましょう。
図1
図2
図1は関連している情報が図と離れていますが、
図2は図と情報が近くにおかれているの でパッと情報が入ってきますね。
このように関連する情報や項目を近くにおくことを「近接」と言います。
③強弱をつける
伝えたい部分を強調します。カップラーメンの作り方を例に試してみましょう。
読むことはできますが抑揚がないので読み飛ばしてしまいそうですね。今度は少し極端に強弱をつけてみます。
強弱をつけるだけで、何が重要なのかが一目で分かりますね。
④色や配置・文字の種類や太さ、
見た目の特徴を一定のルールに従って繰り返す
こちらは上の図にあったSTP分析の情報を載せるもので例えます。
例えば一定のルールで設定していない場合・・・
最後に
「伝わる資料の作り方」や、「企画書の書き方」と調べると沢山の情報が出てくると思います。
吸収できる事はありますが、知った気になってしまう可能性もありますよね。
「PowerPointデザイン実践」では、実際にデザインのルールに沿って提案資料や企画書・チラシ それぞれの用途に合わせたものをデザインのセオリーに沿って作っていける内容になっているので多くの受講生の方に変化を実感していただいています。ご興味ある方はぜひ、チャレンジしてみてください♪