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続くリモートワーク下で
改めて考えよう!
報・連・相の新たなカタチと必要性

続くリモートワーク下で改めて考えよう!報・連・相の新たなカタチと必要性
Winスクールの前澤

こんにちは。Winスクールの前澤です。
北は北海道、南は鹿児島まで!全国各地のスタッフが集まるサービスマーケティング部に所属しています。

リモートワークの普及に伴い、課題として持ち上がることが増えてきたコミュニケーション不足。
加えて言うと「報・連・相」が上手くいかないという声をよく耳にします。ビジネスパーソンの多くが、若い頃に報・連・相の重要性について叩き込まれたことでしょう。

しかし、昨今の働き方の変化に伴い、今一度見つめ直す必要があるのです。これは若手・中堅・ベテランといった今のポジションを問いません。

本記事では、現代の報・連・相にアップデートするための注意点を記載しています。

リモートワークにこそ欠かせない「報・連・相」

リモートワークにこそ欠かせない「報・連・相」

「報告」「連絡」「相談」の頭文字をとった用語、報・連・相
言わずとしれたビジネスの基本です。

「今さら報・連・相なんて言われなくても…」と思っているそこのあなた、本当にできていると自信を持って言えますか?

多くの職場にてリモートワークが常態化したことで、報・連・相の難易度が上がっていると実感している方も多いのではないでしょうか。

リモートワークで変化したコミュニケーション

リモートワークで変化したコミュニケーション

リモートワークが広く普及した昨今。

同じオフィスで対面に接しながら勤務する従来の働き方とは、コミュニケーションにも大きな変化が生まれました。オンライン会議やチャットツールが基本となり、常に同僚やプロジェクトメンバーの働く姿が見える訳ではなくなりました。

「今、誰がどんな仕事をしているのか」が分かりにくくなり、プロジェクトの進捗や、個人が抱えている課題などの状況把握において報・連・相はより重要性を増しています。

つまり「報・連・相」を改めて見直し、意識して実践していく必要があるということです。

重要なのは報・連・相を行いやすい環境作り

重要なのは報・連・相を行いやすい環境作り

リモートワークの「報・連・相」を考える前に、先に意識しておく要素が2つあります。

それは「雑・創」です。まずは「雑談」。偶発的な何気ない日常会話です。リモートワークにおいては意識しないとどうしても削ぎ落とされる部分であり、業務外の情報共有が格段に減る傾向にあります。

業務のみのやり取りに終止するというのは、決していいことではありません。雑談という潤滑油によって、一見順調に見えるメンバーのメンタル不調を発見できたり、チーム作業における連携が深まったりします。

リモートワークは各々が個々でタスクを処理していくという空気にもなりがちなため、業務分担がしやすい一方で、一緒に手を動かしアイデアを磨くなどの同時に一つのものを生み出す「創造」に発展しづらいとも言えます。

故にリモートワークにおいては雑談と創造を育む、新たな形、環境作りが大事です。信頼関係づくり、話しかける心理的ハードルを下げるためと言ってもいいでしょう。その環境は報・連・相を行いやすい風土にも繋がりますし、その重要性を理解している企業は「雑・創」にもひと工夫しているのです。

報・連・相をスムーズに実施できるコツ5選

[部下は密に報告を行う意識、上司は報告を受けやすい環境作りを]

まず、リモートワーク化の報連相は、部下と上司の相互の意識づくりが必要不可欠です。

部下は細かいことでも常に報告・連絡をする意識を持ちましょう。そのためには、上司側の、相談しやすい雰囲気をつくったり積極的にコミュニケーションを取るような歩み寄りも重要です。

(部下からのアクションを待つのではなく、上司から部下への報・連・相も意識してみましょう!)

コミュニケーションは、双方のやりとりがあって初めて成り立ちます。お互いが受け身にならない、積極性が求められます。

[文章だけではなくビジュアルを交えて伝える]

人間は言葉で伝えられるより、ビジュアルで伝えられる方が速やかに精度高く情報を把握することができます。なるべく視覚的な伝達を意識してみましょう。

monji」や「Awesome Screenshot」といった、Webサイトや画像ファイルを取り込んで修正指示や修正した箇所を簡単に共有できるツールを活用するのもおすすめです。

Web会議ツールや社内コミュニケーションツールを利用する

[Web会議ツールや社内コミュニケーションツールを利用する]

リモートワークでまめな業務報告を行うためには、プロジェクトや状況に適したツールが必要です。

Teams」や「Slack」、「Gather」などの社内コミュニケーションツールを用いて、気軽なやり取りができるような環境を整えましょう。

また「Zoom」などのWeb会議ツールは、ダイレクトに顔を見ながら話をするという意味でとても有用です。文章では説明しづらいことも視覚を交えた形で伝えられるため、リモートワークだからこそ定期的に使うべきです。

[できる限りオープンな場所での情報共有を心掛ける]

内容にもよりますが、メンバー間で情報格差が生じる事態は避けなければなりません。

業務が属人化してしまうことの弊害や、作業が非効率になり生産性が低下する、チームワークの悪化などを引き起こす可能性があるからです。ケースバイケースではありますが、DM(ダイレクトメッセージ)ばかり使わずに、基本的にはオープンな場所での報告を心がけましょう。

スケジュールを可視化し共有する

[皆のスケジュールを可視化し共有する]

リモートワークでは、各自が現在何をしているのか、直近で何をする予定なのかなどが分かりづらいです。

分からないが故に遠慮して連絡できなかったりするケースも多々あるでしょう。メンバー同士でスケジュールを共有しておくことはリモートワークに必須と言えます。

タスク管理ツール」などの導入も便利でおすすめです。メンバー全員がアクセスでき、プロジェクト全体や一つひとつのタスクを俯瞰して管理できるものが好ましいでしょう。

おわりに

改めて、報・連・相やコミュニケーションについて考えるきっかけになったでしょうか。

当社では、「ホウレンソウ研修」や「コミュニケーション研修」などのヒューマンスキル研修も実施しております。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

おすすめのヒューマンスキル研修

仕事の失敗を成長につなげるトレーニング(若手社員向けインバスケットセミナー)

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社会人としての仕事の進め方や優先順位の付け方、トラブルの対処方法と報連相の習慣を身に付けます。

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柔軟で合理的な思考を身に付けることで「レジリエンス(回復力)」を高め、仕事に対する意識や意欲の改善につなげます。

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