Ishimoto
Winスクール サービスマーケティング部
こんにちは!Winスクール サービスマーケティング部のIshimotoです。
皆様にとって役立つ情報をお伝えできればと思います。
是非、最後までご覧いただけますと幸いです。
先日、Adobe Illustratorの最新版「バージョン 27.0」がリリースされました。
ロゴやアイコンなどデザインパーツ制作に欠かせない、Illustratorの最新アップデートの情報について、まとめてご紹介します!
目次
新機能概要
今回は、ぜひ皆さまに知っていただきたい新機能をピックアップしてご紹介します。
- クロスと重なり
- ドキュメントをレビュー用に共有
- クイックアクション
※その他、新機能の詳細につきましては、AdobeのWebページもご参照ください。
オブジェクトの「クロスと重なり」
1つ目は、「クロスと重なり」という機能が新しく追加されました。
「クロスと重なり」を使用することでダイナミックにオブジェクトを重ねることができます。クロスと重なりは、さまざまなシェイプ、テキスト、3Dおよび2Dオブジェクトに対して適用でき、さらに適用したアイテムは編集もできるので、とても便利です。
使い方はとっても簡単。
適用したオブジェクトを選択して、メニューの[オブジェクト]からクロスと重なり > 作成をクリック。
クロスさせたい場所(重なり順を変えたい場所)をくるっと囲むだけ。
今まで複雑にレイヤーを重ねる必要があった表現があっという間にできてしまいました。
POINT
クロスと重なりを使用することで2つ注意点があります。
- ライブペイント、リピート、グラフなどは使用できない。
- クロスと重なりをネストしたり、既にクロスと重なりが適用されているオブジェクトには適用できない。
使用する際は上記の点に気を付けながら、使ってみてくださいね。
Illustratorドキュメントを 「レビュー用に共有」
2つ目の新機能は、レビュー用にドキュメントを共有することができるようになりました。
今まではデータの確認用にPDFに書き出してそれを添付して共有して…という手間がありましたが、リンクひとつで共有してレビューを依頼できるようになりました。
共有ボタンから「レビュー用に共有」を選択し、生成されたURLをコピーするだけ!
公開範囲やパスワードも設定できるのでクライアントにも安心してレビューを依頼できますね。Illustratorがなくても、PCやスマホなどで確認ができるのでスムーズに作業が進められます。
複雑なデザインを 「クイックアクション」で自動化
3つ目の新機能は、「クイックアクション」。複雑なIllustratorワークフローをワンクリックで自動化することができるようになりました。
クイックアクションでは、ワンクリックでさまざまな効果をテキストに即座に適用し、デザインを仕上げることができます。
画面右上の虫めがねのアイコンをクリックすると「もっと知る」パネルが表示されます。クイックアクションから使用したいアクションを選択しましょう。
クイックアクションのリストはこちら。
- 手描きのスケッチをベクターに変換:手描きのスケッチをベクターアートワークに変換します。
- 再配色:アートワークにランダムなカラーテーマを適用します。
- レトロテキスト:ヴィンテージ風に仕上げることができます。
- ネオン光彩テキスト:ネオン光彩効果を適用します。
- オールドスクール:古めかしい雰囲気を加えます。
いろいろ試してみてくださいね。
おわりに
いかがでしょうか?
今回のアップデート(バージョン 27.0)では、新機能や機能強化を通してより簡単にスタイリッシュなデザインができるようになりました。
WinスクールではIllustratorをはじめ、PhotoshopなどAdobe系のデザインソフト講座を多数取り扱っています。即戦力がしっかり身につく総合講座まで、さまざまなコースをご用意しています。
もし「何を学べばいいかわからない」という方は、お近くのWinスクールで「無料カウンセリング・受講相談」にご参加いただくか、「電話・オンライン説明会」でお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが最適な講座やコースをご提案いたします。
個人レッスンで学ぶ「Illustrator CC講座」
Illustratorによるイラストレーションに必要なさまざまな描画機能や文字組の基本から、デザインの表現力や作業効率を高める応用的なデザインテクニックまでを個人レッスンで学習します。