

Web制作会社に勤めて2年目の新人デザイナーです!
今回はWebデザイナーとして就職する前にやっておけばよかったことをご紹介します。
デザイン制作会社に入社してもうすぐ2年目になろうとしています。
大学でデザインを学び始めたころと比べると、できることも増え、日々成長を感じています。
また、実際にお仕事としてデザインをするのと授業の中でデザインをすることの違いも分かってきました。
この記事では学生時代に学んでおけばよかったと思うことについてお話ししていきます。
デザインソフトを使いまくる!

大学ではデザインソフトの使い方は教わりましたが、教えてくれたのは今思うと、基本の「き」くらいです。 あとは課題や自主制作などで使用し、使い方を覚えていきました。
3年生の時にデザイン事務所へインターンシップに行った際に、大学では学ばなかったPhotoshopのツールなどを教えていただき、 実際に大学で教えてくれるのはごく一部なのだと、その時に大学の授業と実際の仕事での差を感じました。
さらに、入社してから仕事としてデザインソフトを使用している際も先輩から便利な機能やショートカットなどを教わり、 以前と比べると作業が少し早くなりました。 学生の頃はほとんどの機能を知ったつもりでいましたが、全くそんなことはなかったです。 なので、ぜひ色々な機能を試し、ショートカットを覚え、様々なツールを積極的に使っていくことをおすすめします。
現在、私がWebデザインを制作する時に使用している主なツールはAdobe XDです。
最近IllustratorからXDにツールを変更しました。 Webデザインを制作する際にはIllustratorよりXDの方が軽いので、重いデータを扱う時にカーソルを動かそうとするとグルグルする…なんてことも少なくなりました。 また、プラグインやコンポーネント、パディング、リピートグリッドなどIllustratorにはない便利な機能がたくさんあります。
他にもWebデザインの実際の仕上がりをより分かりやすくイメージすることができる、「プロトタイプ」という機能もあります。ボタンを押すとそのページへ移動できたり、 アニメーションをつけたりすることができます。 ですが、全てを完全にXDで作っているのかというと、そうではありません。イラストやアイコンをなどのベクターデータの作成はIllustratorでしています。 画像の編集などはPhotoshopで行っています。
大学では主にIllustratorとPhotoshopを使用していましたが、XDなどの新しいツールもどんどん取り入れていくことで、作業の効率化に繋がると実感しました。今ではIllustrator、Photoshop、 XDの3つのツールを並行して使い、Webデザインを制作しています。XDについてまだまだ未熟ですが、様々な機能やプラグインがあるので、どんどん取り入れていきたいです。気になるものがあればぜひ試してみてください。
コーディングについての知識を少しでも身につける

Webサイトを作成する中で、欠かせないのはコーディングです。
私も大学生の頃にプログラミングの授業があったのですが、専門用語が多く最初の段階から苦手意識があり、正直、今でもよく分かっていないです。 ですが、先ほど紹介した、XDのプラグイン機能で、htmlやcssのコードを自動で出力してくれるというものがあるというのを最近知りました。
・html → Web export
・css → Copy CSS to Clipboard
などがあるみたいです。
今はまだ、出力されたものをそのまま使うのには不都合があるということですが…。
ゆくゆくは全てそのまま使えるコードが自動で出力されコーディングされるようになってもおかしくないと思います。
もし、そのような自動化が可能になったとしても、Webデザインをする上で理解しておかなければならないWebのルールがあります。
実際にできたデザインカンプをコーダーの方にお渡しするのですが、Web上では表現できないこともあり、そこで色々と修正が入り…なんてことも多々あります。
そんな時には、コーディングについて理解できていれば…と思います。
Adobeが提供しているコーディングをする際のツールは「Adobe Dreamweaver」というソフトです。私が大学で習った時は、 一番はじめは「mi」という無料のソフトウエアを使用し、コードを書くのに少し慣れてきた段階で、「Dreamweaver」に変更するという流れで教わりました。 コーディングを練習するための無料のソフトは他にもあると思いますが、ぜひ、自分に合ったツールで練習してみてください。
デザイン制作会社に入社してもうすぐ2年目になろうとしています。
大学でデザインを学び始めたころと比べると、できることも増え、日々成長を感じています。
SNSを活用してデザインの引き出しを増やしておく

デザインをしている時にアイディアがなかなか浮かばず、どうしよう…と悩むことは誰しもあると思います。
そんな時にSNSを活用してデザインの引き出しを増やしておくのがおすすめです。
「フリーランスで活躍されている方のアカウントや制作会社のアカウントなどをフォローしていることで、こんなデザインのあしらいがあるんだなど、解決の糸口が見えてきます。
デザイン本などもデザインの引き出しを増やしていくのにはとても有効なものの一つです。私も悩んだ時は過去に買ったデザイン本や雑誌、 今までに集めてきたフライヤーなどをパラパラと見返すこともしばしばあります。
ですが、自分の保有している本ではいくら探しても見つからない分野のデザイン情報が
TwitterやInstagram、YouTubeなどには溢れています。 さらに、SNSは情報が常に更新されていくので、その時代にあった最新のデザイン、トレンドを気になった時にすぐに気軽に確認できるのが他にはないとても大きなメリットです。 また、デザインの小技などについて投稿されているアカウントなどもあるので、チェックしておくとスキルアップに繋がります。 まずは、自分がしてみたい分野のデザインについて投稿されているアカウントをフォローし、日頃から情報をチェックしてみてください。
まとめ
以上が入社2年目、Webデザイン初心者の私が大学生のうちにしておけばよかったこと思うことでした。
新しい機能やデザインツール使うのは、なかなか容易ではないですが、日々新しいサービスが登場していくので、新しいものはどんどん取り入れて、 効率よくデザインに励んでいきたいです。