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Excelのセル内改行ができない!?
文字が隠れて見えないときの
簡単な対処法+「改行」の小技3選

投稿日
2023.01.15
更新日
2023.06.15
Excelのセル内改行ができない!?文字が隠れて見えないときの簡単な対処法+「改行」の小技3選

ExcelでEnterキーを押しても、文章や数列が改行されないよ!?

セル内改行をスマートにできる方法を解説します

Excelを使って名簿や書類を作成するときによく困るのが、「文章や数列をWordのように改行できない」ことです。

セル内で改行して、見やすい書類を作るにはどうすればいいのでしょう?
今回は書類作成に役立つ!Excel改行のかんたん小技をご紹介します。

Excelのセル内改行は「Alt+Enter」

Excelでセル内改行をする方法は、実はとっても簡単で「Alt+Enter」を同時に押すこと。

Alt+Enter

Enterキーだけだと「下のセルへ移動」してしまいます。
セルの中で改行したい場合は、Alt+Enterキーの同時押し!

セルの中で改行したい場合は、Alt+Enterキーの同時押し

一度覚えてしまえば、もう大丈夫。

同時に覚えておくと役立つExcel小技3選

アイコン3

Excelでも改行して、セルにきれいな文章を収められるようになった!

Excelで文字列をきれいに改行する方法って、他にもあるの?

アイコン4

Alt+Enter」以外にも、Excelで文字を見やすく表示する小技を3種類ご紹介します。

「折り返して全体を表示する」Alt→H→W

「長めの文章を入力すると、はみ出してしまって1つのセル内におさまらない…」

途中までしか表示されない

そんな時に役立つのが、「折り返して全体を表示する」機能です。ショートカットキーは「Alt→H→W」。

Alt→H→W

※Altから順に押します。

この「折り返して全体を表示する」機能は、メニュータブからも使うことができます。
ホームタブ>配置>「折り返して全体を表示する」

折り返して全体を表示する

長い文字列も自動で折り返しできて、セル内の文字がすべて表示されました!

セル内の文字がすべて表示されました

「縮小して全体を表示」

「セル内の文字がちょびっとだけ見切れて見づらい、かっこ悪い…!」

少しだけ文字が見切れている

そんな時に役立つ機能が「縮小して全体を表示する」です。微妙に見切れる・はみ出る問題を、スマートに解決します。

まずは、Excel上部のメニューバーを操作しましょう。
ホームタブ>配置から『セルの書式設定』を開きます。

セルの書式設定

『セルの書式設定』メニューが出てきたら、次の操作を行います。
配置タブ>文字の制御>『縮小して全体を表示する』にチェックを入れてOKをクリック。

縮小して全体を表示する

これで、微妙に見切れた長い人名やメールアドレスなどが、キレイにセル内におさまる形で表示されるようになりますよ。

文字がセルに収まって表示される

CHAR関数を使う

Excelに慣れてきたら、関数も活用してみましょう!
改行に役立つのは、CHAR(キャラクター)関数を使った方法です。

まず最初に、必ず「Alt+H+W」で「折り返して全体を表示する」設定を有効にしてから、関数を入力します。

必ず「Alt+H+W」で「折り返して全体を表示する」設定を有効にしてから、関数を入力

CHAR関数を使って改行したいときの、キホンの書き方はこちら。
=CHAR(10)
(10)は、セル内改行を指示する文字コードです。

このCHAR関数を使った改行が役立つのは、2つのセルの文字列を結合した上で、改行を行いたい場合。
たとえば下記のように、郵便番号と住所をそれぞれ別のセルに入力します。

郵便番号と住所

C1セルに、CHAR関数を入力しましょう。
=A1&CHAR(10)&B1

=A1&CHAR(10)&B1

郵便番号と住所が改行されて、文字列が結合されるようになります!

文字列が結合される

まとめ

Excelでセル内改行をスマートに行うための方法を、4つご紹介しました。

  • Alt+Enterキーでセル内改行
  • 折り返して全体を表示する→Alt+H+W
  • 縮小して全体を表示
  • CHAR関数を使用する

まずは上から順番に使いこなしてみるのがオススメです。

ショートカットキーや各種機能を活用して、Excelでの表や名簿、書類作成を、今よりさらにキレイにできるようになってみましょう!

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