パフォーマンス関連の環境設定を見直そう
Photoshop にある、メモリ、キャッシュ、グラフィックプロセッサー、ディスプレイなど、コンピューターを最適に使用するための環境設定を、最適化することができます。
※メインメニューより「Photoshop」>「環境設定」(Windowsでは「編集」>「環境設定」)>「パフォーマンス」を選択します。
①メモリの調整
Photoshop で使用できるメモリ/RAM 容量を増やすことで、パフォーマンスします。初期設定では、Photoshop は使用可能な RAM の 70% を使用しています。
Photoshop中心に作業する場合は「70~80%」程度に、他のアプリケーションと併用する場合は「50%~55%」程度に調整しましょう。
②ヒストリー数の調整
ヒストリー数を減らすことで、Photoshopのスピードを改善することができます。
③キャッシュレベルの調整
Photoshopが保存するキャッシュのレベル(1~8)を設定します。
キャッシュレベルを上げると、作業中の Photoshop のレスポンスは向上しますが、画像の読み込み時間が長くなります。キャッシュタイルサイズは一度に処理するデータ量を決定します。タイルサイズを大きくすると、シャープやフィルターなど複雑操作の速度が上がります。小さな変更は、小さなタイルサイズを使用するとレスポンスが向上します。
キャッシュプリセット
- Web/UI
デザインWeb、アプリ画面などのデザインに使用する場合に選択します。低〜中ピクセルのディメンションアセットの多数のレイヤーのある文書に適します。 - デフォルト/写真
中規模サイズの画像をレタッチまたは編集を行う場合に選択します。Photoshop で、スマートフォンのカメラまたはデジタルカメラで撮影した写真を編集する場合に使用します。 - 巨大なピクセルディメンション
重い文書(パノラマ、マットペインティングなど)を大々的に扱う場合は、このオプションを選択します。