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30代女性が語る転職のリアル!CAD学習で切り開いた新しいキャリアとは?

30代女性が語る転職のリアル!CAD学習で切り開いた新しいキャリアとは?

設計図や3Dモデルを作成するCADは、キャリアアップやリスキリングの一環として女性に人気があると言われているスキルの一つです。

Winスクールで「建築CADマスター(AutoCAD)」講座を受講した30代女性のS.HさんもCADのスキルを身につけ、転職を成功させました。ただ、そのキャリアを切り開くまでに悩みや葛藤もあったとS.Hさんは言います。

この記事では、30代女性が語る転職のリアルとして、S.Hさんの体験談をインタビュー形式でお伝えします。

CADを学ぼうと思ったきっかけ

事務職として働きながらも「専門的な知識を身につけたい」と感じていたS.Hさん。CADに興味を持ち、一歩踏み出すまでの背景を伺いました。

ーー普段の生活でCADに触れることはあまりないと思いますが、CADを学ぼうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

S.Hさん実は、以前から何度かCADを学ぼうと思ったことがありました。今は事務職として働いてるのですが、「専門的な知識を身につけたいな」って思う中で、CADに興味を持ったというのが実際のところです。

もともと絵を描いたり、黙々と何かを制作することが好きだったので、CADができればそういう仕事につけるかなと思ったのも大きいですね。

ーースキルアップや収入面も意識されたのでしょうか?

S.Hさんそれもあります。専門スキルを身につけることで給料も良くなると思いました。

ーー実際に一歩を踏み出すまで時間がかかったそうですね。

S.Hさん2〜3年悩んでいました。CADのスキルを身につけるための学習費用が高くて、簡単には踏み出せなかったんです。でもSNSを通じてリスキリングの支援制度を知って、「これなら大丈夫」という思いが芽生えました。

Winスクールを選んだ理由

いくつかのスクールを比較検討したS.Hさん。最終的にWinスクールを選んだ決め手は、少し意外なことでした。

ーー他に検討したスクールはありましたか?

S.Hさん何社か調べましたが、

  • オンラインのみでの学習講座は、自分が使っているパソコンがWindowsではくMacだったためWindowsのパソコンを有償でレンタルしないといけなかった
  • 入学金免除の特典があったが、目指していた資格取得(建築CAD検定)には対応していなかった
  • 勧誘の連絡が多くて自分に合わないと思った

などの理由から、選択肢からは外したんです。

ーー最終的にWinスクールに決めた理由は?

S.Hさん実は他社で「もうすぐMacでもオンライン受講対応」という案内をされたのですが、結局、数カ月待っても非対応のままだったんです。それと、オンラインか通学かで悩んでいて、資格取得まで学習を継続するには通った方が良さそうだと思ったのも決め手です。

また、実際にスクールを見学したとき、すごくきれいな教室で雰囲気も静かなのが良くて集中できそうだと感じました。

受講を始めて気づいた通学のメリット

オンラインでの受講願望があったS.Hさんでしたが、Winスクールへの入学を決めて講座が始まると、通学ならではの環境やリズムが自分に合っていると気づいたそうです。

ーー講座が始まり、通学での受講にどのような印象を持ちましたか?

S.Hさん:Winスクールはオンラインも併用できると聞きましたが、何度か通っているうちに通学の方が勉強しやすいと思うようになったのも事実です。自宅からは電車で1時間以内と、近所ではなかったので、授業は土日を中心に2〜3コマ分まとめて受講していました。

建築CAD検定(2級)合格を目指して

S.Hさんは入学時から資格取得を決意していて、試験日から逆算しながら着実に学習を進めていきました。

ーー建築CAD検定に挑戦するまでのプロセスを教えてください。

S.Hさん初めから(建築CAD検定を)受けるつもりでしたので、試験の日から逆算して過去問を7〜8回分こなしました。

ただ、私が受験した回の問題は簡単だった気がします。たとえば、よく屋根の問題で苦戦すると聞きますが、屋根の問題が他の年度と比較するとシンプルだったんです。

ーー受講中、苦労した点や講師とのエピソードがあれば教えてください。

S.Hさん図面を書くのは楽しかったですが、最初の1カ月くらいは操作方法を覚えるまで大変でしたね。でも回数を重ねていくに連れて慣れていきました。授業では、屋根のところで高さの出し方など結構つまずいたのですが、質問したら先生がしっかり教えてくれました。

Winスクールには色々な先生がいます。それぞれの経験やスキルでポイントを教えてくれるので、多様な視点が身につきました。また、それらを自分なりに確認しながら進めていったので、理解が深まったと思います。

悩みや葛藤を抱えながらも決断できた転職

(建築CAD検定の)試験後に始めた転職活動では、応募や面接を通してさまざまな気づきがあったとのこと。最終的にS.Hさんが選んだのは、意外にも事務職の道でした。

ーーCADの学習と転職活動は同時に進めていたのですか?また、応募や面接での手応え、入社までの経緯をお聞かせください。

S.Hさん転職活動を始めたのは、試験が終わってからですね。リクルートエージェントを利用していました。

面接まで進めたのは入社した会社だけで、他はすべて書類選考で落ちてしまったんですね。紹介された会社だけでなく、CADが使用できそうな会社もしくは建設関連の事務職に絞って自分で気になる企業にどんどん応募していきました。

転職活動期間は正社員として働くか、派遣でCAD系の仕事に就くかで悩んでいました。 

面接では、建築CADを学んでいたこと自体は評価につながったと思いますが、「本当に大丈夫か」と確認もされました。実際には、図面を見る場面で知識を活かせるものの、実務でCAD使う機会はほとんどない部署のようです。

もちろん、直接CADに触れる仕事に就ければ良かったのですが、難しい面も多く、建設系に興味があったことから事務職として進む道を選びました。結果的には事務職を続けるという判断で良かったと思っています。

受講生の「なりたい」を叶える就職・転職サポート

Winスクールは、doda・株式会社SION・リクルートエージェント・テクノブレーン株式会社と提携し就職・転職を目指す方を支援しています。

ーー今後、習得したスキルを生かして挑戦してみたいことありますか?

S.Hさん一旦は、学習より10月から始まる仕事に慣れることが優先ですが、これから挑戦したいことは建築CAD検定準1級です。新しい職場に慣れつつ、さらにステップアップできればと思います。

転職やリスキリングを考えている方へ

S.Hさんはこれまでの経験を振り返りながら、「思い立ったら早めに挑戦することが大切」とおっしゃいます。その言葉には、転職や学習に悩んできたリアルな背景がありました。

ーーこれからCADを学ぶか迷っている方、Winスクールでの学習を検討している方に向けてメッセージをお願いします。

S.Hさん過去にもスクールに通って学んだことがありますが、そこはコミュニティ重視の雰囲気でした。でもWinスクールは「しっかり勉強したい人が集まるスクール」という印象を受けました。

先生方も授業だけでなく、休憩中に悩みや転職の相談に乗ってくれるなど、丁寧に対応してくれます。なので、目的意識を持って学びたい人には、Winスクールが合っていると感じましたね。

それと、何かを学ぶなら少しでも 早いうちがいいと思います。リスキリング支援制度がある今はチャンスなので、本当、早めに挑戦した方がいいです。

実際、転職活動では年齢的なことを言われることもありましたので、思い立ったら早めに行動することが大切だと思います。

実を言うと、私は過去に「今しかできない仕事」と思い結婚式場のフローリストとして働いてい他ことがあります。ただ、体力面や収入面を考えると20代だからこそできた仕事で、勢いで飛び込んだ部分もありました。

そのため、次の仕事に対してはより慎重に考えるようになり、CADについても2〜3年悩んでから学習を決意しました。なので今回、建設系の事務職に就くことができたのは、その積み重ねがつながった結果だと感じています。

おわりに

S.Hさんのインタビューからは「迷いながらも一歩を踏み出すこと」の大切さが伝わってきました。とりわけ30代女性としてキャリアの選択に悩みつつも新しいスキルに挑戦する姿は、多くの女性に勇気を与えてくれるはずです。

CADの勉強を始めようか迷っている方にとって、S.Hさんの経験は背中を押してくれる支えになるのではないでしょうか。S.Hさん、この度はインタビューにご協力くださりありがとうございました。

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