
Laravelとは?
Laravel(ララベル)とは2011年に登場したPHPのフレームワークです。
PHPのフレームワークには他にもCakePHP、FuelPHP、Codeigniterなど様々なものがありますが、その中でも現在人気No1を誇っているのがLaravelです。
今回はLaravelの動作環境作成から簡単なプロフィールアプリを作成できるところまでの連載となります。
動作環境はXAMPPを使用
さっそくLaravelを使ってアプリケーションを構築…といいたいところですが、まずはPHPの開発環境を整える必要があります。
出来ればすぐに開発環境を準備することが出来るようにしたいものです。
そのため今回は「XAMPP」というアプリケーションを使用します。
XAMPPとは
・ X … クロスプラットフォーム (Windows, macOS, LinuxなどのOS)
・ A … Apache (Webサーバー)
・ M … MySQL(MariaDB) (データベース)
・ P … PHP (プログラミング言語)
・ P … Perl (プログラミング言語。今回こちらは用いませんので気にしなくても大丈夫です)
これらのソフトウェアをまとめて簡単にインストールできるソフトウェアとなっています。
非常に便利なソフトなので今回の連載はこちらのXAMPPを用いて作業を行っていきます。
XAMPPのダウンロード

ではXAMPPの公式サイトに移動しましょう。下記のリンクに移動してください。
XAMPP公式サイトURL:
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
XAMPP公式サイトのトップページが表示されます。
画面下に「ダウンロード」と記載された緑色の部分があります。
そのすぐ右隣に「Windows向け XAMPP 7.4.1(PHP 7.4.1)」と記載された部分があるのでそちらをクリックします。(上記画像は2020年1月8日時点の画面です)

上記の画面が表示されると同時に
「xampp-windows-x64-7.4.1-0-VC15-installer.exe」と名前が付いたexeファイルのダウンロードが開始されます。

XAMPPのインストール
ではダウンロードした「xampp-windows-x64-7.4.1-0-VC15-installer.exe」をダブルクリックしましょう。
画面が暗転し画面中央にウィンドウが開きますので「はい」をクリックしましょう。
次に下記のウィンドウが表示されます。
下記の内容を要約すると
「XAMPPをC:\Program Filesにインストールを行うとXAMPPの機能の一部分が使用できなくなります」という内容です。
後ほどインストール先を選択できる画面が表示されますが、上記の場所にインストールしないように気をつけましょう。それでは「OK」ボタンをクリックしてください。

セットアップのスタート画面です。
そのまま「Next >」ボタンをクリックしてください。

下記の画面はXAMPPでインストールを行うソフトウェアを個別に選択することができます。
今回はこの部分を変更しません。そのまま「Next >」ボタンをクリックしてください。

先ほど「XAMPPをC:\Program Filesにインストールを行うとXAMPPの機能の一部分が使用できなくなります」という内容の英文が表示されたのは、この場所の注意文言です。
今回はそのまま「C:\xampp」を設定してそのまま「Next >」ボタンをクリックしてください。
(※2回目以降のインストールの場合、前回の「C:\xampp」がそのまま残っている場合がありますのでその場合はインストールできません。xamppフォルダを削除して改めてインストールを行いましょう)

特に問題なければXAMPPのインストールが始まります。インストールが終われば「Finish」ボタンをクリック出来るようになりますのでそのままクリックをしてください。


この時Webブラウザが起動し下記のページが表示されますが問題はありません。そのままブラウザを閉じてください。

インストール終了後に下記XAMPPの言語選択画面が表示されます。
そのまま「Save」ボタンをクリックしてください。

XAMPPコントロールパネルのウィンドウが開きます。
今後はこのXAMPPコントロールパネルから起動や設定を行っていきます。
さっそく動作確認を行いましょう。
Moduleで「Apache」と書かれた部分の右に「Start」ボタンがありますので一番上の「Start」ボタンをクリックしてください。

インストールに問題なければ下記の通りApacheの文字の背景が黄緑色に変化します。またActionも「Stop」ボタンに変化します。
この状態になるとApacheは正常起動しているということです。

最後に「Stop」ボタンの右隣にある「Admin」ボタンをクリックしましょう。
下記のページが表示されれば準備は完了です。

まとめ
- XAMPPとは?
- XAMPPのダウンロード
- インストールと動作確認
次回はLaravelのインストールを行うために必要なComposerのインストールを行います。