

こんにちは!Winスクール サービスマーケティング部の石川です。
今回はIT業界未経験の方に向けたITエンジニアを目指すために必要スキルなどについてを記事にしてみました。
今現在必要とされているものとは何なのでしょうか。
エンジニアの種類と仕事内容
エンジニアと言っても沢山種類があります。
システムエンジニア・Webエンジニア・AIエンジニア・アプリケーションエンジニアなど様々です。
ITエンジニアの仕事は、要件定義→設計→構築→運用・保守
など多岐にわたりますが、主に上流工程と下流工程に分けられます。
※上流・下流とは・・・要件定義→設計構築→テスト→運用・保守という作業を、
川の流れに例えて呼ばれています。
入社した最初の仕事は、テスト・運用・保守(開発したシステムなどのテスト業務や不具合がないかの監視)などの下流工程で経験を積んで、要件定義・設計・構築(クライアントと話あってシステムの仕様やスケジュールなどを決定するなど)の担当にキャリアアップしていきます。
この全ての工程で求められるスキルがあります。

IT業界の現場で今最も必要とされている事とは?
それはAWS(Amazon Web Services)です。
そもそも何?と思った方や、知っているけどよく分からないという方は、 この機会に知っておきましょう。 AWSとは、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称で、 システムを作る人向けに、Amazonがいろいろなサービスをインターネット経由で貸してくれるというもの。 AWSの知識は、すべてのITエンジニアが理解しておくべきと言っても良いほど、 自信もってオススメできるスキルです。 AWSで何ができるのか?を紹介する前に、まずサーバーについて理解していきましょう。
サーバーについて理解しましょう
想像してください。
例えば今から何かしらのWEBサービスを作るとします。 レンタルサーバーの購入や、自社で購入(オンプレミス)しなければいけません。
1台サーバーを購入したとして、突然サーバーが故障してしまったら利用できなくなりますよね。 その他、急にアクセス数が増えて処理しきれなくなってしまうとサーバーが落ちて利用できなくなる事も考えられます。
このような事態にならないように、予備でもう1台サーバー購入する方法(冗長化)もありますが、サーバー購入するだけでも云百万かかるのと、その他管理費(人件費・電気代など)もかかってしまいます。
ここまでの課題
- 節約したい
- アクセス数を予測して、必要最低限のサーバー台数を用意したい
- 管理しやすいネットワークを作りたい
上記の課題をAWSは解消できます。
AWSの何が良いのか?
AWSのメリット
- 初期投資不要(従量課金制)
- 管理コスト不要(Amazon全て管理)
- アクセス数の正確な予測が不要(アクセスが増えたらボタン1つでサーバー増やせる)
資格はいる?いらない?試験の難易度とは

AWSの資格は「運用者向け」「設計者向け」「開発者向け」の3つに分かれています。
- 【基礎】クラウドプラクティショナー・・・運用者向け(営業など)
- 【中級】ソリューションアーキテクト・アソシエイト・・・設計者向け
- 【中級】デベロッパー・アドシエイト・・・開発者向け
実際資格は必要無いのではないかと思っている方もいると思いますが、IT業界未経験の方がいきなりAWSに関する仕事に関わるのは難しいです。
冒頭にもお話したように、下流工程から上流工程にキャリアアップしていくためのキャリアアップの確率を上げるためには資格は持っていた方が有利になります。
AWSの資格の中でも目指す資格でオススメなのが、<strong>「ソリューション・アーキテクト・アソシエイト」</strong>です。「ソリューション・アーキテクト・アソシエイト」は難易度が高く、かつ鉄板の資格と言われています。
資格を取得することで、クラウドサービスやAWSについての専門的知識があることを証明できる事や、需要が高いスキルなので、資格取得する事により収入アップにつながることもあるでしょう。
3年以内に18000人のエンジニアが3000個の資格取得を目指す
昨今ではデジタル庁の「ガバメントクラウド」施策が発表されたこともあり、現在官民共にクラウドサービスの活用が進んでおります。 このような現状を踏まえ、IT大手の株式会社テクノプロでもクラウドコンピューティングに注力しております。 株式会社テクノプロが18000人のグループエンジニアに対し、3年以内に3000個の資格取得をするというプロジェクトも進めています。
最後に・・・

新型コロナウイルスの影響を受け、私たちの生活に大きな変容をもたらしました。
特に変化したのは、リモートワークなどのオンライン化や、作業の自動化、ペーパーレスなどのデジタル化の需要が一気に加速したことです。
それによって、ITエンジニアの人材不足が問題となりました。
今特にクラウドの需要が年々高まっており、クラウドの知識を含め、総合的なITスキルを持った人材が今最も必要とされているのです。