

Maezawa先生
こんにちは。デザイナー出身講師かつ、現在もスクールのいろいろなものをデザインしているMaezawaです。
2023年2月7日に株式会社サーティファイ様とWinスクールのコラボセミナー「プロ講師が教える!実務で役立つ秘訣 Illustrator活用術セミナー」を開催しました。
「Illustratorクリエイター能力認定試験」の問題を用いて、実際に手を動かしてIllustratorの活用力を高めるワークショップ型セミナーです。
第一部では株式会社サーティファイの小林様からIllustratorクリエイター能力認定試験 についてくわしくご紹介いただき、第二部ではWinスクールの山田講師から模擬問題の実演や実際に制作に生かせるプロの活用方法などを伺いました。
今回は、セミナーでお答えした質問や答えきれなかった質問について、Q&A形式でご紹介いたします!
目次
- Illustratorクリエイター能力認定試験の試験日程や受験場所、受験費用を教えてください!
- 全くの初心者でもできるようになりますか?
- 試験は期間的に、どの程度勉強すれば合格できるのか目安を知りたいです。
- 画像トレースとクリッピングマスクについて詳しく教えて欲しいです。
- Webデザイン系の資格勉強をしたいと考えているのですが、Illustratorかphotoshopの資格どちらを優先的に取得しようか悩んでいます。仕事内容にもよると思うのですが、どちらの方が役に立つなどはありますか?
- WebデザインにPremiere Proは必要ですか?
- ご紹介いただいた本は中古で買い求めたりしても大丈夫でしょうか?
- デザインの求人に応募したい時、DTP・Webでそれぞれポートフォリオはどんなものをどのくらい作っていけばいいのでしょうか?
- Winスクール受講生です。スクールのテキストで学習してはいるのですが、プラスしてクイックマスター書籍を学習することは必要でしょうか?
- イラストレーターの基礎から資格取得まで目指せる講座のご紹介
Illustratorクリエイター能力認定試験の試験日程や受験場所、受験費用を教えてください!

Winスクール在校生・卒業生であれば、最寄りのスクールに来校して申込手続きをしていただき、かなり融通がきく日時でスクール受験ができます。
詳しくは下記の公式ページを参照ください。
https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/introduction/
Winスクール在校生・卒業生であれば、最寄りのスクールに来校して申込手続きをしていただき、
かなり融通がきく日時でスクール受験ができます。
それ以外の方は、下記から受験できる試験センターを探して問い合わせてみてください。
試験センターリンク
日時がかなり絞られますが、年2回、「公開試験」という形でリモートでの自宅受験も受け付けています。
受験費用はスタンダードが7,600円、エキスパートが6,800円です。
全くの初心者でもできるようになりますか?

Winスクールでは多くの初心者の受講生が、Illustratorを習得し試験合格まで至っています。よって「できます!」と断言します。
もちろん、デザイン理論やIllustrator操作を理解し、試験ならではの対策も必要ですが、
丁寧に学習すれば、今時点ののスキルレベルは問わないです。
スクールでは現地通学とオンライン受講問わず、リアルタイムで講師が必ず直に指導しますので、
効率よくスキルが身につくため、合格までの道のりが比較的スムーズになるかと思います。
試験は期間的に、どの程度勉強すれば合格できるのか目安を知りたいです。

現在のスキルレベルや学習のペースなど、個人差はありますが・・
Winスクールで初心者の方が試験合格を目指すオススメのコースとして、「Illustratorライセンス」コースがあります。
こちらは1授業90分でトータル24回の回数制、計36時間のコースとなりますので、参考時間ではありますが一つの目安と言えます。
画像トレースとクリッピングマスクについて詳しく教えて欲しいです。

画像トレースとは、画像をパス化する機能です。
Illustratorオブジェクト化する、と言い換えてもいいです。
写真もできますが、実務では手描きの文字やイラストをパス化する時などに使うことが多いです。 または、質問者様は「ペンツールでなぞる(トレース)」のことをおっしゃっているでしょうか。
ペンツールはとにかく「慣れ」につきます。
例えば、花びらの写真などを下地に上からなぞるなどを繰り返してみましょう。
ペンツールは最初から上手く描ける人はいません。受講生の皆さまも苦労している部分です。
根気よく触る時間を作ること、あとは描画時に「アンカーポイントを作りすぎない(刻みすぎない)意識」を持つことが重要だと思います。 クリッピングマスクは、余計な部分をマスク(隠す)機能ですね。
Illustratorの基本かつ、実務で必須な機能です。
スクールのテキストや、推奨書籍のクイックマスターには丁寧に解説が書いてありますので、
ぜひご覧になって練習してみてください。
Webデザイン系の資格勉強をしたいと考えているのですが、Illustratorかphotoshopの資格どちらを優先的に取得しようか悩んでいます。仕事内容にもよると思うのですが、どちらの方が役に立つなどはありますか?

取得はなるべくどちらも!というのが本音です。
ただ、Illustrator試験はDTPの色がやや強いので、
WebとしてはPhotoshopの方をより優先して考えてもいいかもしれません。
ですが、二大巨頭とも言えるツールですから、Webデザイナーは結局はどちらも使うことが多いでしょう。
両方取得することをオススメします。
WebデザインにPremiere Proは必要ですか?

PremiereProは映像編集ソフトですが、直接的な関係はないものの決して無関係ではありません。
Webデザインには、サイトデザインをするグラフィックソフト(Illustratorも含む)が必須です。
加えて、サイト構築(コーディング)としてのHTML&CSS、フロントエンド動的表現などのJavaScriptや、他にもWordPressやPHPなどシステム的な部分など、関連技術は多岐にわたります。
そういう意味でいうとPremiereProは映像編集ソフトですが、直接的な関係はないものの決して無関係ではありません。サイト内に動画を掲載することは多いからです。(正確にはYouTubeなどにアップしての動画を埋め込むという形が多いですが)+α的にPremiereが使えるのは強みになると思います。
ご紹介いただいた本は中古で買い求めたりしても大丈夫でしょうか?

中古での購入でも問題はありませんが、今回紹介した試験用の推奨書籍は、
書店や中古市場では割と入手が難しいです。
中古での購入でも問題はありませんが、今回紹介した試験用の推奨書籍は、書店や中古市場では割と入手が難しいです。
デザインの求人に応募したい時、DTP・Webでそれぞれポートフォリオはどんなものをどのくらい作っていけばいいのでしょうか?

ポートフォリオは入れ込む作品の数と質も重要ですが、ポートフォリオそのものの見せ方・形態も意識する必要があります。
Webデザイナー志望でWebサイト作品を見せるなら、作品を実際にサーバーにアップし、
ポートフォリオ自体も「ポートフォリオサイト」として用意するといいでしょう。
あるいは、DTP(グラフィック)デザイナー志望であれば、作品集冊子を作るような要領で印刷しファイリングするのも王道かと思います。
ポートフォリオは明確な決まりはありません。ただ、王道的な手段やコツはあります。
Winスクールにはポートフォリオ作成に対応する講座もありますので、ご興味があればぜひお問い合わせくださいね。
Winスクール受講生です。スクールのテキストで学習してはいるのですが、プラスしてクイックマスター書籍を学習することは必要でしょうか?

クイックマスターはマニアックなツール・機能も押さえているので、Illustratorビギナーの方は基礎固めの活用としてオススメできます
WinスクールのIllustraor講座は基礎からしっかり習得できる内容なので、ソフト操作スキルという意味ではそちらだけで問題はありません。
加えて、試験対策という意味で「検定対策本」は絶対やるべきです。
今月発売のクイックマスターを拝見しましたが、さすが試験用の推奨書籍だけあって、最新のCC2023に対応する部分や実践課題など目を見張る部分がありました。余裕があれば購入はオススメです!!
いかがでしたでしょうか?
最後に、Illustrator講座と合わせて、Illustratorクリエイター能力認定試験対策講座をセットにした講座をご紹介します!!
-
概要
-
Illustrator講座と合わせて、Illustratorクリエイター能力認定試験対策講座をセットにしたカリキュラムです。単にソフト操作を学ぶだけでなく、就職・転職に有利な資格の取得まで目指せます。
-
受講時間
-
90分×24回(36時間)
-
受講期間
-
3ヶ月
-
講座内容
-
受講費用
-
195,000円(税込214,500円)
講座単体を2つ受講するより
3,000円もお得!- 受講料:170,000円(税込187,000円)
- 入学金:18,000円(税込19,800円)
- 教材費:7,000円(税込7,700円)