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【新入社員研修】現場目線で配属ミスマッチを解消!即戦力になるJavaエンジニアを育てる企業の特徴

【新入社員研修】現場目線で配属ミスマッチを解消!即戦力になるJavaエンジニアを育てる企業の特徴

AI(人工知能)の進化が目覚ましい中でも、Javaは業務システムの開発分野における中心言語です。実際、企業向けの基幹システムはJavaベースのものが多く、SIerや受託開発、大手企業の情報システム部門まで「新入社員にJavaスキルを身につけさせたい」という需要は高まっています。

これは、裏を返せば「Javaができる新入社員は即戦力になりやすい」ということ。つまり、研修を依頼する企業の多くは、常に「どのような研修なら即戦力になれるか」を念頭に置いていると言えます。

事実、人材育成の担当者は、
・配属後のギャップを減らすにはどうすれば良いか?
・Javaの基礎を学ぶだけで現場の戦力になるのか?
・実践的と書いてあるが他社と何が違うのか?
…などの疑問を抱えていることでしょう。

そこで本記事では、Java案件を抱える現場の視点を交えながら「即戦力となるJavaスキルが身につく新入社員研修」についてポイントを整理していきます。

企業が直面している「人材育成3つの壁」

Javaの基礎知識はあるのに実務でつまずく

新入社員は、決して文法を知らないからつまずくわけではありません。もちろん、未経験で入社する方もいると思いますが、基本的には大学や専門学校でJavaに触れているケースが多いと言えます。

それでも、いざ現場に出ると手が止まる理由は明確です。それは、実務の文脈でコードを書いた経験がほとんどないからです。

・なぜこのクラス設計なのか
・どの層に処理を書くべきか
・業務ロジックと画面側をどう切り分けるのか
・エラーや例外をどう扱うのが現場の常識なのか
などの判断は、現場で数多くのパターンを見て初めて身につくもの。新入社員がJavaの文法と実務のギャップを一人で乗り越えるのは、なかなかハードなことです。

(新入社員の多くがよくつまずく事例)
1.設計書が読めずレビューで行き詰まる
新入社員の多くが苦手意識を持つと言われる仕様書や設計書。書き手の意図が読み取れず、レビューでも質問が具体化せず、時間をロスしてしまうことがよくあります。

2.自走力がないわけではなく仕事の進め方がわからない
調べ方や切り分け方、仮説の立て方など、コード以前のスキル不足がボトルネックとなっています。

こうした状況が続くと、「基礎はわかっているけれど、現場では使えない」のような声が上がり、結果的に人事の評価も低くなってしまいます。

リモート中心の現場でコミュニケーションの質が落ちている

コロナ禍以前は、隣に先輩がいて「見ればわかる」や「聞けばすぐ答えが返ってくる」という環境が一般的でした。しかし、リモートワークが進んだ現在は、SlackやTeamsなどでの作業が多くなっています。

そのため、文章での相談力が求められ、新入社員はこの点で大きく差をつけられることが少なくありません。

・何を問題と捉えているのか
・どの資料を参照したのか
・どの時点で相談すべきか
・どこまで試したのか
…などが整理できず、抽象的な質問や情報共有の不足となり、先輩から「情報が少なくて判断できない」というフィードバックが増えます。

(新入社員によくみられるコミュニケーショントラブル)
1.相談が遅れることで起こる悪循環
これは非常に多いケースです。しかも、一度迷走すると工数が膨らみ、レビューも通らずメンタルも弱くなるという負のスパイラルに陥りがちです。

2.報連相のデジタル転換に適応できない
人事としてこの部分は見逃せず、「コミュニケーションの型を研修の段階で身につけてほしい」と思っている企業は多いと言えます。

現場は忙しくて人材育成の質を保てない

そして企業がいま最も頭を抱えているのは、「現場が日々忙しく、人材育成の質を保てない」ということではないでしょうか。

(社内で人材育成の質を保てない事例)
1.新人教育の担当が属人化していて、担当者によって結果が大きくブレる

ビジネスの現場では、
・教えるのが上手い先輩
・忙しすぎて指導できない中堅
・育成より納期が優先される案件
というように、環境が均一ではありません。

そのため、新入社員の成長スピードは配属先によって大きく左右され、育成の標準化ができていないのが実情です。

2.研修後のフォローまで手が回らない
新入社員の人数が多い場合、先述の属人化した環境はさらに厳しくなります。

すなわち、
・配属の判断
・上司との連携
・スキルの見極め
・進捗状況の管理
・メンタルや適性の把握
など、人事と現場の双方で時間的な余裕がなく結果としてフォロー不足による早期離職リスクを顕在化させてしまうのです。

3.教育担当者の負担が組織として大きな経営課題に
SIerや受託開発において、現場は常に案件の対応に追われがちです。突発的な仕様変更や急なアサイン、複数のプロジェクトを掛け持ち…といった状況が横行し、新入社員の育成に十分な時間を割けない場合もよくある話です。

このように、「人材育成3つの壁」によって多くの企業で提唱されているのが、「人材育成の外注は決して手抜きではなく現場を守るための必要投資である」ということです。

では一体、新入社員研修を外注する場合、どのような基準で選べば良いのでしょうか。

研修を外注するときの基準は「何を教えるか」ではない?

重視すべきは育成後の未来

新入社員研修を外注するときに重視すべきことは 、研修を受けた側が「どのような活躍をしてくれるのか」です。

インターネットでの検索や研修会社からの営業でもわかるように、Javaの研修は多くの企業が提供しています。しかし、その成果には、はっきりとした差が出ます。

それはなぜでしょうか?

たとえば研修が単なる知識提供に寄っていると、先述の「人材育成3つの壁」でお伝えしたように、「Javaの構文は理解しているけれど、実際の案件では先輩や上司に聞きながらでないと仕事ができない」という状況に陥りがちです。

企業が新入社員に求めているのは、次のような力を備えてもらうことです。
✅プロジェクトの流れ(設計・実装・テスト)を理解している
✅丁寧なコミュニケーションができる
✅仕事の進め方(段取り)が上手
✅配属後すぐに業務を任せられる
✅チーム内で能動的に動ける

このように考えると、現場とズレない人材育成を実現できる研修は限られています。

成果が出るJava研修を選ぶ3つのポイント

Java案件の実務フローを経験できる

Java案件の特徴は、業務ロジックやデータ構造が複雑なことが少なくありません。そのため、要件→設計→実装→テストといった実務フロー全体を理解しているかどうかで新入社員の成長速度は大きく変わります。

たとえば、
・設計書の読み方
・分岐ロジックを実装に落とす方法
・データベースの状態遷移とサービス層の関係
・テストで必要な観点の洗い出し
など、実践さながらのカリキュラムであれば、配属後すぐに業務を任せられるでしょう。

自走力とコミュニケーション力を同時に習得

新入社員がつまずきやすいのは、コーディングではなく報連相やチームの一員として能動的でないことがほとんどです。

つまり、
・エラーの原因をどう特定するか?
・どこまで調べてから相談するか?
・タスクをどう分解するか?
といった現場で求められる自走力やコミュニケーション力を体系的に身につけられる研修であることが重要です。

配属先の判断に使えるレポートがあるか

人事担当者にとって最もありがたいのは、「誰をどの案件(部署)に配属するべきか」 がクリアになる情報です。優良と言われる研修ほど、技術力や自走力、チームワークなどが可視化された情報を提供しています。

こうした情報は、配属ミスマッチの予防効果があるのはもちろん、各社員に対する育成精度が間違いなく向上します。

新入社員を即戦力に変える36日間

Winスクールの新入社員研修2026

私たちWinスクールが提供する新入社員研修は、前項でお伝えした「成果が出るJava研修に必要な3つのポイント」を全て網羅しています。

この研修の特徴は、Javaの基礎学習はもちろんのこと、現場で必要な開発手法を演習形式で学べることです。単に答えを教えるのではなく、考えさせる対話形式でもあるため、自立と自走を促します。

また、スキルチェックと講師との1on1で行うメンタリングにより、授業の進捗と成長の度合いを見える化。配属先やその後のフォローアップ計画にも役立ちます。

今の時代に必要なのは、現場で動けるエンジニアを育てる研修です。外注先をまだ決められず悩んでいる企業は、ぜひ本記事でお伝えした視点での研修選びをおすすめします。

 

こちらから、研修内容や実施スケジュール、費用、助成金など詳細をご確認ください。

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