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Revitでプロジェクトブラウザ等を
初期配置に戻す方法

投稿日
2019.11.21
更新日
2023.05.11
Revitでプロジェクトブラウザ等を初期配置に戻す方法

Revitには現在、一度プロジェクトブラウザ、プロパティ等のウインドウを動かすと、元の位置に戻せないという仕様上のバグがあります。この問題を解決する方法はちゃんとメーカーサイトにリンクがあるのですが、

1. そもそもプロジェクトブラウザ等の正式名称を把握していないと、”窓”、”元に戻す”位のキーワードではメーカーサイトの修正手順が乗っているページに辿り着けない。
2. 画像が無い事とレジストリエディタ(regedit.exe)の使用が必須の為、ある程度PCに詳しい人でないと手順を見ても分かりにくい。

以上2点の理由により、こちらでも画像付きで手順を紹介したいと思います。因みに、プロジェクトブラウザやプロパティというのは下記図にあるもので、普段は、Revitの画面左側に接続しています。一度外すと、何故か上面にしか接続できなくなる傾向があります。

Revitでプロジェクトブラウザ等を初期配置に戻す方法

regedit.exeを使用して、配置設定を戻す。(windows10)

1.まずは、windowsのロゴ(デスクトップ画面左下のアイコン)クリックし、下から3番目あたりにあります、『ファイル名を指定して実行』を選択し、”regedit.exe”と入力します。

2. 次に、以下の名称を持つレジストリキーを選択して削除します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Autodesk\Revit\Autodesk Revit {製品名} {バージョン}
ウインドウズでフォルダを移動するのと同じ感覚で左側のウインドウから直接操作できます。名前が長くて探しにくいとは思いますが、頑張って移動しましょう。

尚、{製品名}は Architecture、Structure、MEP のいずれかに置き換えますが、Revit OneBox の場合は空のままにします。
{バージョン}は、ご使用の Revit のバージョンに置き換えます(2014、2015 など)。
下図の例ですと、Revit OneBoxで、バージョンは2017ですので、末尾が”Autodesk Revit 2017”となります。
削除は当該レジストリキー(外見上はフォルダになっています)を右クリックして『削除』で出来ます。

regedit.exeを使用して、配置設定を戻す。(windows10)

最後に、REVITを起動してください。配置が元に戻っている事を確認出来ます。

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