新聞やニュースでも見かけることが多くなった「AI(人工知能)」という文字。自動車の自動運転技術をはじめ、画像解析技術から将棋の試合まで、実に幅広いジャンルで利用されています。
実際、IT業界においてもその需要は急増しており、AIプログラムのスキルを身に着けたITエンジニアは就職や転職にも有利ということで、プログラム初心者・経験者問わず、非常に多くの方が注目しています。
そんな高まるニーズにWinスクールがパソコン教室業界で、いち早く対応したのが「AIプログラマ」コースです。このコースではAIや人工知能などの機械学習を中心に様々な分野で利用されている言語「Python(パイソン)」を基礎から学び、機械学習ライブラリを使ってAIプログラミングの構築スキルを習得していきます。
ここからは、プログラム初心者からAIプログラマー・ITエンジニアを目指したい方におすすめしたい「AIプログラマ」コースの内容について、体験レポートの形式で詳しくご紹介します。
「AIプログラマ」コースとは?
パソコン教室Winスクールの「AIプログラマ」コースは、90分×44コマ(66時間)で構成。前半は「Python(パイソン)プログラミング」講座でAIプログラミングの基礎となる言語を習得し、後半の「AIプログラミング実習」講座で実際にAIシステムを構築する実習を行います。
IT業界未経験者や初心者でも即戦力になれるように、Winスクールこだわりの個人レッスンを通して、基礎からじっくりとスキルを習得していきます。
「Pythonプログラミング」講座を実際に体験!
「Python(パイソン)」とは、様々な機器をインターネットにつないで生活や仕事に役立てるIoT(Internet of Things)や、Webシステムの構築、統計や学術計算など幅広い分野で利用されているプログラミング言語のことです。特にAIを用いたシステム構築に適したライブラリが充実しており、GoogleをはじめとするIT企業などで広く活用されています。
“現在もっとも使われているプログラミング言語”がJavaであるとすれば、Pythonは“現在もっとも注目を集めているプログラミング言語”とも言われています。
実際の講座では、Pythonでできることを一つ一つオンラインテキストを通して確認しつつ、実習と課題を並行して理解を深めていきます。パソコン教室Winスクールでは、一人ひとりの理解度に応じた個人レッスンでの指導を行っているため、学習の途中でふと疑問に感じたことなども実務・指導経験豊富な講師が丁寧に説明してくれるので、悩んだり、立ち止まることなく学習することができます。
こちらは画像左に表示されたオンラインテキストの指示に従って実際にPythonを使ったプログラミングを行っている様子です。他のプログラミング言語と同じように見えますが、よく確認すると一般的なプログラム言語では記述が必要とされる”結果を表示させるためだけに用意するテキスト”などが大幅に簡略化されており、私たちが実際に話している”自然言語に近い感覚”でプログラムを書くことできました。
またPythonのもう一つの特徴として、ライブラリが豊富に揃っていることが挙げられます。ライブラリとは、システム開発でよく使われる機能をパーツ化したもの。パーツそのものをゼロから作るのではなく、すでに誰かが作っているパーツを最大限に利用することで、作業をより効率よく進めることを可能にしているのです。
講師の方に聞いて驚いたエピソードのひとつに、Javaだと1万行使うようなプログラムでも、Pythonではライブラリのパーツを使うことで100行も使わないということが多々あるそうです。
AIプログラミングを学ぶ前提として重要なPythonですが、初めて学ぶプログラミング言語としてもおすすめだと感じました。
「Python」講座で学習する講座内容
数値と演算、変数の利用、文字列、データ構造(リスト・ダブル・辞書・集合)、条件分岐(if)、処理を繰り返す(for、while)、関数 、モジュールとパッケージ、クラスの定義、プログラムのデバッグ、ライブラリの利用、文字列処理、ファイル入出力、ファイル・ディレクトリ処理、日付処理、Webからの情報取得
「AIプログラミング」講座を実際に体験!
「Pythonプログラミング」講座修了後に「AIプログラミング実習」講座がスタートします。初めにAIを使えばどういうことができるのかを学習し、その後、機械学習やディープラーニングに適したGoogleなどが無償で公開しているPythonのライブラリ(TensorFlow、scikit-learnなど)をオンラインテキストや解説動画、講師による指導を交えつつ、実習を通して学んでいきます。
理論と実習を交互に繰り返す「AIプログラミング実習」講座の最終目標として掲げられているのが“画像認識のプログラムの構築”です。こちらの画像はPythonを使って、実際に画像認識のプログラムを構築している様子です。
Web上にある膨大なデータから特定の情報のみを抽出する、Webスクレイピングを行ったもので、AIの中では比較的単純なプログラムではありますが、これを基礎としてさらに追求していくことで、業界で求められる、より高度なAIプログラムを作成することができます。
IT業界でもっとも注目されている「Python」を学びつつ、需要の高いAIプログラミングを学習できる「AIプログラマ」コース。最先端のプログラミング技術ということで、敷居の高いものだと感じていましたが、実際に習ってみると、他のプログラムに比べて非常にとっつきやすく、また機械学習やディープラーニングは知るほどに奥深く、終始楽しみながら講座を受けることができました。
「AIプログラミング」講座で学習する講座内容
人工知能とPython、機械学習の種類、機械学習向けPythonライブラリ、scikit-learnによる機械学習、TensorFlowの基礎、ニューラルネットワークの実装、手書き文字認識 画像認識