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合格体験レポート・受験のアドバイス
AWSソリューションアーキテクト・
プロフェッショナル資格
Winスクール講師が受験してみた

投稿日
2022.10.16
更新日
2024.03.01
合格体験レポート・受験のアドバイスAWSソリューションアーキテクト・プロフェッショナル資格 Winスクール講師が受験してみた
ミト

こんにちは。Winスクール講師のMitoです。
普段はAWSをはじめ、IT全般等の授業を対応しています。

AWSソリューションアーキテクト・
プロフェッショナルとは

さまざまなWebサービスや社内のシステムで、クラウドサービスは今や当たり前のように利用されています。
中でもAmazonが提供するAWSは、世界シェアNo.1と注目度も高く、 日本国内でもAWSの知識を有するエンジニアの需要は年々高まっています。 今回はAWS認定資格の1つである「AWS ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル(通称:SAP)」について、 どんな試験なのか?また、実際に受験し合格した私自身の受験レポートと学習方法を紹介します。

AWSソリューションアーキテクト・プロフェッショナルは、AWS認定資格の中でも、 ソリューション設計、運用、トラブルシューティングなどといった、より実務経験者向けの資格であり、 11あるAWS認定資格のうち、プロフェッショナル(上級レベル)に位置する、「設計者」向けの認定資格です。

(参照元:https://aws.amazon.com/jp/certification/ ※2022年10月現在)

公式サイトにはこのような記載があります。

AWS Certified Solutions Architect – Professional は、 AWSでのクラウドアーキテクチャの設計とデプロイにおいて2 年以上の実践的な経験を持つ個人を対象とするものです。

(参照元:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/ ※2022年10月現在)

ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル
合格体験レポート

私は、2022年9月にソリューションアーキテクト・プロフェッショナル試験を受験し、合格しました。

学習期間

2022年6月21日~9月15日の約3ヶ月

受験対策開始前の知識・技術の状況

Winスクール教材

※2022年10月現在、企業研修のみ対応講座

2021年7月に、プロフェッショナルの1つ前の「アソシエイト試験」であるソリューションアーキテクト・アソシエイト(通称:SAA)と デベロッパー・アソシエイト(通称:DVA)を取得しました。
当時は試験対策学習を短期集中でやり込みました。

SAAについては、試験紹介と合格体験レポートをそれぞれ以下の記事で紹介しています。

DX時代に企業に必要とされる資格 3 世界シェアNo.1クラウドサービスのAWS認定資格「AWSソリューションアーキテクト・アソシエイト」

世界シェアNo.1クラウドサービスのAWS認定資格「AWSソリューションアーキテクト・アソシエイト」

ソリューションアーキテクト・アソシエイト試験は、AWS認定資格の中でも代表的な資格であり、11あるAWS認定資格のうち、アソシエイト(標準レベル)に位置する、「設計者」向けの認定資格です…

合格体験レポート・受験のアドバイス AWSソリューションアーキテクト・アソシエイト資格 Winスクール講師が受験してみた

合格体験レポート・受験のアドバイス AWSソリューションアーキテクト・アソシエイト資格 Winスクール講師が受験してみた

今回はAWS認定資格の1つであるSAAについて、どんな試験なのか?実際に受験し合格した私自身の受験レポートと学習方法を紹介し…

以後、SAAは授業にて指導はしていましたが、DVAは指導経験はまだありませんでした。
試験対策という意味で1年ほどのブランクがあったため、 それまでの知識が忘れず定着しているかの不安を抱きつつ、ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル(通称:SAP)の学習を始めました。

総学習時間

概算ですが、SAPの学習として72時間程度行いました。

  • 内訳
  • 書籍「AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説」…15時間
  • オンライン学習サイト「AWS WEB問題集で学習しよう」…57時間

ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル
学習方法

※あくまでも私の学習のやり方としての紹介です。
市販書籍と学習サイトを併用して学習しました。どちらも、演習問題とその解説に重点を置かれた内容で、一問一答で解説が入るため学習がしやすかったです。
(好みだと思いますが、私は一問ずつの方がやりやすいです)
市販書籍と学習サイトを終わらせたのが8月12日ですが、その時点での正答率は下記となります。

  • 市販テキスト…6割程度
  • WEB問題集…53%

このように、まだ不十分といったところでした。
そこから更に学習を重ねて、市販テキストは問題は解かずに解説の章のみ再度確認しました。WEB問題集の受験直前の段階の正答率は、60%くらいまで底上げできましたが、合格の基準には達せず。
(本試験は1000点満点、750点以上で合格)

正直、合格の見込みは薄いというのが正直なところで、大いに不安はありましたが「当たって砕けろ」の精神で本番に挑みました。

試験本番~試験後の感想

試験時間は180分です。
全て解答するまでに160分を要し、残りの20分で見直しをした、という感じで、時間をフルに使いました。時間に余裕がなく見直しが完璧にできたとは言い難いです。

結果は761点でギリギリ合格!
本番が一番良い点数を叩き出しました。
とはいえ、体感的には400点か500点くらいしか取れていないんじゃないかというくらいだったので、 試験終了後の「合格」の文字が信じられなくて、結果表示画面を10回くらい見直しました(笑)

この試験は長丁場でボリュームも多く、スピーディーに解くことが求められますが、 平常心や集中力を持続させることが非常に困難な試験と言えるでしょう。
この試験は1問あたり2分くらいで解かないと間に合わないのですが、 途中まではそのペースで解くことができておらず焦りました。
問題によっては5分くらい考え込んだことも…
後半は早さ重視で解いていったので、最終的には時間は余りましたが、試験中はかなり時間も気持ちも余裕がなかったです。

ともあれ、合格できたことに安堵しています。
私はSAAを取得してから1年ほどのブランクが空いたために苦労しましたが、 これから受験を考える方は、Winスクールの2講座、

  • AWS基礎トレーニング
  • AWSソリューションアーキテクトアソシエイト資格対策

これらを学習し、SAAを取得した後に間をおかずSAPの学習へ移行する方が効率的かと思います。
「鉄は熱いうちに打て」ですね。

受験のアドバイス

[試験日は早めに設定、予約をしましょう]
過去のAWS試験と共通するところがありますが、 SAPもやはり短期集中で学習し受験する方が効率的ではないでしょうか。個人的には、受験日を「ここだ!」と決めて、先に予約を取ってしまった方が勉強に身が入るのではないかと感じます。
「いつでも受けられる」という状態でいると、 かえって勉強への集中や期日意識を妨げてしまい、ダラダラと勉強してしまうケースもよくあります。
「しっかりと目標を設定し、早めに受験予約をする」というのは重要なポイントではないでしょうか。

[試験を受ける際は、万全の体調、精神状態で受けられるようにしましょう]
受験当日までの学習は勿論のこと、ある意味もっとも大事なのは当日のパフォーマンスです。
「やってきたことを、いかに試験日当日に100%発揮するか」という、 本番にベストコンディションで臨めるような意識や行動は大切です。心身のリズムを整え、受験に臨みましょう。

[見直しをきちんとしましょう]
解答後の見直しはやはり重要です。
一通り回答した後の見直しにて、「落ち着いて考えたら明らかにおかしい」という選択肢を選んでいたのがいくつかありました。今回の受験は、もし見直しで気付いて修正できていなかったら、確実に落ちていました。
試験開始直後は、緊張だったり変に興奮してたりで正常な精神状態ではないかもしれないですし、 最初の方の問題ほどよく見直しをするのがよいかと思います。

[WEB問題集は酷似した問題も出題されるので確実にチェックを]
学習したWEB問題集については、学習している最中に問題が新たに追加されたのですが、 本番でその追加問題と全く同じ問題が何問か出ました。
WEB問題集の活用はオススメですし、直近で追加された後ろの問題から解いていった方が、本番の出題に近いかもしれません。

おわりに

DX時代・ウィズコロナの中、今まで使用していなかった企業もクラウドサービスを取り入れるなど、 クラウド使用状況は大きく進んでいます。AWS関連資格は、就職・転職を目指す方はもちろん、 現在の会社でキャリアアップを目指す方にも有益な資格であることは間違いありません。

Winスクールでは、これからAWSを利用される方、未経験からAWSの知識を身につけて就職・転職を目指す方におすすめの講座を全スクールで開講しております。

もしこの記事を読んで少しでも興味を持ってくださった方、詳しく説明をお聞きになりたい方はぜひWinスクールへお問い合わせください。専門のカウンセラーより丁寧に説明をさせていただきます。 まずはお近くの教室で「無料カウンセリング・受講相談」にご参加いただくか、 「電話・オンライン説明会」で、お話を聞かせてください。Winスクールの経験豊富なスタッフが、最適な講座やコースをご提案します。当日予約も可能です。

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